No Life No Lee Min Ho イ・ミンホ

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あふれ出る想い 4 ーチェ・ヨンと王妃ー

 

チェ・ヨンが宣仁殿へ向かおうと

回廊を歩いていると

 

王妃が中庭を見ながら

何やら物想いに耽っている様子が

目に入った

 

チェ・ヨンは

ウンスとの仲を取り持って

くれようとしていた

王妃のためにも

自分よりも先に王との仲を

どうにかせねばと思っていた

いたことを

今頃になって思い出した

 

 

自分のことに感けていたことが

恥ずかしく

 

自分よりも周囲にのことに

注意を向けられなかったことが

 

自分とウンスのことを

考えてくれている王妃のことを

蔑ろにした自分が

 

情けなかった

 

このようなことでは高麗は

もとより

王様も王妃様も護れぬ

 

引いてはウンスも護れぬ

ということを意味する

 

そう自分を改めて戒め

 

ウンスは何を差し置いてでも

一番だが

 

そうするために

日頃から用意周到な準備や

段取りが必要だということを

改めて心に刻み

迂達赤も今以上に引き締めねば

と肝に命じた

 

 

 

歩きながら考えるチェ・ヨン

 

 

王妃様は王様のことを想われ

ている

 

王様は…

 

 

王様のあの王妃様の拒絶の仕方は

尋常ではない

 

何かあるな

 

そうチェ・ヨンは思い

 

本人にお聞きするのが

一番早く得策だ

 

今日の宴で考えているお願いと

一緒に伺ってみよう

 

そう考え王のところへと急いごうと

した時

 

反対側にいた王妃と目が合った

 

王妃が手招きをする

 

 

王のところへ急ぎたかった

チェ・ヨンだが

王妃の招きを無視する

わけにもいかない

 

 

王妃のところへ行くと

嬉しそうな顔で

 

よかったな チェ・ヨン

 

そう言った

 

怪訝そうな目でみると

 

もう知っておるぞ

そなたと医仙のこと

 

早すぎる…

 

そう思ったがすぐに

 

ああ そうだ

ここは叔母上の縄張りだった

 

そう思うと少し恥ずかしく

青年らしいはにかんだ顔を

一瞬見せ

 

そのようなもったいない言葉を

いただき痛み入ります

 

そう王妃にいった

 

ところで

私がそなたと医仙の縁談を

まとめようと

していたことは知っておるな?

 

はい はっきりとではありませんが

さきほど王妃様の部屋に伺った時

そのように考えて頂いている

ということは感じていました

 

そうか

テジャンならそれくらい分かるな…

 

それで

なのに

どうなった?

 

はあ…?

 

どうなったと言われると…

 

だからそうなるために

私が手を下したことは

一つでもあったか?

 

あ…え…すみませぬ

 

チェ・ヨンは思わず頭を下げ

事の経緯を説明し始めた

 

私はまず王様に

 

医仙を私の女人にしたい

 

とはっきり自分の口から

お願いしたのです

 

まずは既成事実としたかったゆえ

 

そのあとの事は王妃様に

お願いしようと思っていたのです

 

王様のところを出て

こちらへ急ぎ来て

医仙と共に今晩の宴に出ていただき

一芝居打っていただくよう

お願いするつもりでした

 

そのためにわざわざ宴も

王様にお願いしたのです

 

 

まあそのような筋だろう

だいたい考えれば分かる

 

テジャンは私の部屋で

医仙と自分をどうにか共に

生きれるようにして欲しい

 

そう切なる目で私に

訴えていたからな

 

あのような目を

テジャンがするとは

夢にも思わなかった

 

いいのお

そのような目で女人を見れるなど

羨ましくて…

 

そう言いかけて王妃の言葉がつまり

目に涙が浮かんでいるのを

チェ・ヨンは見てしまった

 

王妃様

お願いがあります

咄嗟に言葉にするチェ・ヨン

 

なんだ申してみよ

 

今日の宴

王様と手をつなぎ

ご登場願えないでしょうか

 

は?

 

手を?

つなぐ?

 

なんだそれは

 

ええ

これも天界ではよくやられている

ことのようなのですが

 

私が医仙を連れに天界に参った時

そこらじゅうに男と女人の

組み合わせがいまして

多分恋仲と思われるのですが

 

その者たちは皆

手を握り合うか

腕を組んで

それは楽しそうに歩いていました

 

その光景が私の視界の隅に入り

その時は何とも思わなかったのですが

ウン…いや

医仙に同じようにされてからというもの

すごく気持ちがよく…

 

いや あの…温かいものでして…

心が通じ合うというか…

 

としどろもどろになりながら

顔を赤くして

あの迂達赤 隊長が

一生懸命説明している

 

テジャン

 

はい

 

そなた…本当に…心から

医仙を好いておるのだな

 

は…

 

チェ・ヨンは自分がこのようなことを

王妃に言うなどということが

信じられず  恥ずかしく

下を向いての一言が精一杯だった

 

 

よかろう

私と王が手をつなぐか腕を組むか

すればよいのだな

 

はい

 

腕を組むのももちろんよいのですが

まずは手をつなぐのがよいかと

 

手をつなぎますと

相手の体温だけでなく気持ちが

直接伝わってきます

 

一つになっているのだという

気持ちも湧いてきますし

 

勇気も湧いてきます

 

淀みなくチェ・ヨンが答えている途中で

はっと我に帰り

 

ああ…大変失礼しました…

 

ははは

 

テジャン 相当だな

もうしたのだな

その手を握るとやらを

 

は はあ...

 

さらに顔を赤くして

目線を下にする

チェ・ヨン

 

その男が説明をそのまま続ける

 

手を握ることで

 

それまですれ違っていた心

疑っていた心

もうだめだと悲観していた心

 

そのすべてが

一瞬のうちにさっぱり消えました

まるで水で洗い流したかのように

 

そうはっきり言った

 

王妃ははっとした表情になり

 

顔を上げ王妃の目を見る

チェ・ヨンのまっすぐな目を

見つめ返すことができなかった

 

チェ・ヨンは私の心のうちをすべて

分かっておる…

 

畳み掛けるようにチェ・ヨンはいう

 

ではその手を握るというのを

少し練習してもよろしいでしょうか

 

チェ・ヨンには他にも算段せねば

ならぬ事がたくさんあり

今はとにかく時間がない

  

失礼ながら私でよければ

 

そうチェ・ヨンがいう

 

あ…ああ

そうだな…

 

王妃の許可を得て

チェ・ヨンは横に立ち

 

いいですか

まず手と手を合わせて…

 

と教えていく

 

チェ尚宮とウンスが

話しながら

王妃の部屋に戻ろうと

していた時

 

回廊の向こうで

チェ・ヨンと王妃が

楽しげに手を握っている様子

が視界に飛び込んできた

 

え?  あれ?

あれは…?

 

と指をさしていうウンス

 

チェ尚宮はそれを見やると

 

な 何をしているのだヨンは

 

そういうと走って止めにいった

 

ウンスはあまりの衝撃に

足が全くうごかない

 

 

な なぜ

王妃様とヨンが??

 

 

なぜ 手を握り合って

あんな目で見つめてるの

 

そ それもヨンのあの笑顔

私まだあんな甘い笑顔までは

見ていない…

 

しかも白い歯まで見せながら

微笑んでいる…

 

ど どいういことなの?

 

パニックになったウンスは

そこに立ちすくみ

頭をくしゃくしゃに掻きむしりながら

わなわなと体全体を震わせている

 

あの男

さっきまで私に愛だの

離れるななど散々いっていたのに

 

その舌の根も乾かぬうちに

王妃様と…

 

いくら王様と不仲だからって

 

…そういえば

王妃様

 

チェ・ヨンの怪我を心配して

部屋へ呼び

死ぬなっ

て言ったこともあるわよね

 

 

どういうこと!

もう

もう

信じられない!!

 

そういうとウンスは

唇を噛み締めながら

典医侍へ走り去っていた

 

ヨンはチェ尚宮に経緯を説明し

理解してもらうと

 

ウンスも…

 

と指をさしながら振り返ると

 

そこには肩をわなわなと

震わせながら

典医寺へ

走り去ろうとする

ウンスの背中が見えた

 

それをみてチェ尚宮は

 

ヨン…

ちょっと 大変なことになったぞ

 

そうぼそっと呟いた

 

image

王妃様 手をつなぐということは

こんなにも心を幸せにするものなのですよ

俺はそれをウンスから教えていただきました

 




======御礼=======

王妃とチェ・ヨンが手を握り合う姿に

初めて嫉妬を覚えるウンス

 

嫉妬するウンス

いつも物語を読んでいただいている

wankominoさんから

アイデアをいただきました♪

そこから私の構想になかった物語が展開

ありがと~♪wankominoさん!

=================

 

 

 

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15 Comments

yukiukiyon  

15. Re:アメンバー申請

>a-zu-kia-zu-ki777さん
こんばんわ♪
コメ&申請ありがとうございます( ; ; )
年甲斐?とんでもない‼︎
十分若いじゃないですかっつ♪
はまりましょう
シンイに
もっと
もっと
これからもおつきあいおねがいしますね♪

2016/02/15 (Mon) 22:32 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

14. Re:タイミング悪(・_・&#59;

>marumomoさん

定番?wの
でもちょっと違った絡み方を
する予定です♡

ヨンの目こそ
相手を吸い取ってしまいます( ; ; )

吸い込まれたいw
笑いかけてほしいw

やばい
相当疲れているようです(・_・;

2016/02/15 (Mon) 22:18 | EDIT | REPLY |   

a-zu-kia-zu-ki777  

13. アメンバー申請

47歳の主婦です。年甲斐もなくシンイにはまりました。二次小説にも出会いヨンの切ない想いに一気に読んでしまいました。もっと読みたいので承認お願いします

2016/02/15 (Mon) 21:42 | EDIT | REPLY |   

marumomo  

12. タイミング悪(・_・;

またまた、ヨンまずい所をみられてしまいましたね

ちよっと恋愛に関しては、すきありです(^o^)

チェヨンのあの瞳は、普通に相手をみていても、
見つめあってるように見えてしまいますわ(°_°)

目力が強~い
しかも、いつも笑わない人が、笑顔をみせると
イチコロです(^з^)-☆

誤解の糸は、すぐにとけるのか?またもっとからまってしまうのでしようか?
続きが気になりますね(^^)

2016/02/15 (Mon) 11:57 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

11. Re:おはようございます。

>でんべさん

しまった!
読み返したら
握っていたあぁぁ

ヨン~~(T . T)

修正したい(・_・;

しませんけど(T . T)

2016/02/15 (Mon) 09:17 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

10. Re:あら・・・

>ぽんぽんさん

コメありがとうございます~♪
嬉しいです♪♪(半強制だったかしらw)
すみませぬ…

ウンスと王妃様の仲か~了解。
そこまで考えが及ばず…

確かにヨンとウンス早々にくっついた
って普通はないですよね^^;
私もそう思います^^;
話が終わっちゃう…^^;

でも二人は愛を確かめ合ったけど
いろんな困難を乗り越え
二人は強固な二人になっていくの…か…な??

ほどほどのじれじれになるよう
がんばりま~すw

ではまたコメお待ちしてま~す
ありがとね♪♪

2016/02/15 (Mon) 08:07 | EDIT | REPLY |   

ぽんぽん  

9. あら・・・

ウンスとヨンのことより、ウンスと王妃様の仲の
心配が・・・
頑張れ!ヨン!!

それに王様と王妃様よりヨンとウンスがうまくいくって設定、斬新だったのになにやら暗雲が・・・(笑)
いっぱいじらしてくださいませ。いや、やっぱりほどほどにお願いします。

2016/02/15 (Mon) 07:35 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

8. Re:おはようございます。

>でんべさん

コメありがとうございます♪

ヨンはね
ちゃっちゃっとね
教えて次の作戦に
行きたかったの~~w

王妃、王と話もまだあるし
ウンスの誤解はまだまだ続く...
かな?!

でも確かに手をつなぐはないですね
まだつないでないですよ~~

ジェスチャーだけw
だからみ・す・い♪

続きもよろしくお願いします♡

2016/02/15 (Mon) 07:32 | EDIT | REPLY |   

でんべ  

7. おはようございます。

あぁ~誤解だ~~!

でもヨンも迂闊ですよね?

王妃様と手を繋ぐなんて…駄目よ~(>_<)

2016/02/15 (Mon) 07:27 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

6. Re:こんばんは~

>ぽんたさん

ねえねえ
昨日はみんななぜこんなに
夜更かしさんなの?
日曜日の夜だよね~~
まさかバレンタインだから
むふ◉?

ごめん!扇子さんはまあありでしょう
王さま..!あるかな?
わけあってこうなりましたが
雨降って地固まるということで
多くの困難に打ち勝とう!
...なんてw
今日は夜会食で帰りおそく
しかもアメブロメンテもあるから
アップ間に合うかな??

2016/02/15 (Mon) 07:10 | EDIT | REPLY |   

ぽんた  

5. こんばんは~

誤解から始まるすれ違いパターンですね。
あらあら…上手く行くかと思っていたら、
そんな場面に出くわすなんて、
何とタイミングの悪い(笑)
いや~こんな時に限って、あの男が、扇をパタパタさせながら、またまた出てきそうですぞ!
それとも…王様も見てたりして…⁉←どこまで拗れさすねん(笑)

2016/02/15 (Mon) 03:46 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

4. Re:手をつなぐ

>みぃたさん
おー深夜のコメ♪
何をされているのか??www

ヨンが手を握るの意味を
一生懸命教える姿に
キュンキュンしてくれて
ありがとう♪
私も同じくです♡
かっこよく冷徹にしたいのに
なぜか可愛いヨンになってしまい
どうやら
そのままが良いのか?

やんなきゃならないミッション
完了するまで
長~い誤解が続くかも?

続きまたよんでね♪♪

2016/02/15 (Mon) 03:34 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

3. Re:焦

>ao2772さん

コメありがとうございます♪
うれしい~~♡
強要してすまぬ(・_・;
そう...
なんとなく最近タイミングの悪い
ヨンになってしまっており...

ヨンは他にもいろいろやらなきゃならない
ことが一杯あるので
手のつなぎ方も
さっさと教えたかったのね(・_・;

これはまたまたこじれますねw
多分
いや
多いに!

次お楽しみに~~♪

2016/02/15 (Mon) 03:27 | EDIT | REPLY |   

みぃた  

2. 手をつなぐ

あのヨンが、一生懸命に王妃様に説明してるシーンきゅんしました✳︎
王妃様は王様のこと大好きなのに…
でもこの策で王様の心に何か進展があればいいなぁ♡
だがしかし!ウンスさんが勘違いをなさっておる(゚Д゚≡゚Д゚)オロオロ
ウンスや~違うヨォ~
ヨンは誤解をとかなきゃね>_<
続きお待ちしてます♪

2016/02/15 (Mon) 02:06 | EDIT | REPLY |   

ao2772  

1. 焦

ヨン・・・なんてタイミングが悪いのか(´_`。)
うぅ~なぜ手をつなぐ練習を叔母様でしないのか・・・
王妃さまと王様のためなのか・・・
こじれていく気配がムンムンだぁ

ウンスへの言い訳が大変だぞぉ~

2016/02/15 (Mon) 01:05 | EDIT | REPLY |   

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