No Life No Lee Min Ho イ・ミンホ

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とめられぬ想い 15(鉢合わせしたヨンとウンスそしてチャン)


テマンはこんなところにウンスを
連れてきてしまったことが
今更ながらに悔やまれた

王妃様に命令されたから
思わずお連れしたが

そういえばいつもテジャンには
王妃様の診察以外は
医仙様を典侍医から出すなと
キツく言われていたんだ

このままテジャンを探して怒られるか
それとも典侍医に一旦引き返すか…

この期に及んでテマンは躊躇していた

やっぱりだめだと頭を振り
引き返そうと
後ろに着いてきているウンスを
振り返るテマン


そこには目がきらきらと輝いて
ただテジャンに合わせてくれるものと
信じて疑わないウンスの顔があった

あ~もう~~

思わず雄叫びともいえる声を出すテマン

もうどうにでもなれ!と

二階にあるテジャンの部屋に行こうと
階段を上がろうとした時


そこに思いもよらぬ人
チャン・ビンが階段を降りてくる姿が
目に飛び込んできた

ひっ

思わずひきつったような
声を出して驚くテマン
ウンスも何事かと思い
上を見て脚が止まる

下を向き歩を進めていたチャン・ビンも

足下にくしゃくしゃな髪の男と
赤茶色の髪をしたウンスの
頭があることに気づき

え…

と 思わず声にならない息を吐く

その場に流れる気まずい空気

最初に沈黙を破ったのはウンスだった

チャン先生 どうしてここにいるの?

その声など耳に入らぬかのように
ウンスの瞳を 顔を すべてを
じっと見つめるチャン・ビン

先ほどまで抱きしめていた...
尋常ではない想いで
きつく抱きしめていた医仙…

その体の感触が
そのすべてが
一つ一つが詳細に語れるほど
チャン・ビンの体と脳裏には
鮮明に焼き付いていた

ど…どうして…
どうして医仙こそ
ここにおられるのだ


やっとの言葉をチャン・ビンが言う

あら チャン先生こそ…

その先を続けようとして
はっとしてウンスも言葉に言い淀む

そうだった…
チェ・ヨンのことで
頭が一杯になっていたけど
つい先ほどまで 私は
チャン先生に
深く抱きしめられていたんだ…


ああ なんて話したらいいのかしら…

チャン先生にはしっかりと私の気持ちを
私がどれだけチャン先生に感謝しているかを
そしてこれからもずっと一緒にいたいと
そのことを伝えたいけど

今 私が話さなきゃならない人は
この人じゃない

今 私が会わなければいけないのは
チェ・ヨン

そう まず 
あの人とあって話さなきゃ…

そう心の中で思いながら


チャン先生 今晩何時でもいいから
私 チャン先生と会いたい
どうしても話したいことがあるの
お時間あるかしら?


そういった時


テマンがまたあわあわと言葉にならずに
ただ人差し指を震わせながら
二階を指さしている

なに?どうしたの?

とウンスがその小刻みに
震える指の先を見ると

チェ・ヨンが

あの ウンスが探していた
今すぐに話したいと切望していた
チェ・ヨンが

そこに立ち尽くしている

しかしその表情はウンスが
期待していたような
温かく慈しみの目で微笑み 
包んでくれるようなものではなく

怒りに満ち首とこめかみに
はっきりと分かる青筋を立てた
般若のような顔のチェ・ヨンだった

なぜそのような怖い顔をしているか
分からないウンスだったが

それでも

やっと見つけた
やっと話せる

そう思い

チェ・ヨンさん! 
そこにいたのね!!

と声をかける

しかし その声を断ち切るかのように
まるで雷のような罵声が飛んできた


おいっ テマン!!

どこのどいつが
ここに女人を入れていいと言った
お前 後でどうなるか
分かっているのだろうな

早くその女人をここから連れ出し
典侍医まで送ったら
俺の部屋まですぐに戻ってこい

いいか 分かったな すぐにだぞ!

そういうと再び自分の部屋に引き返し
兵舎中に響きわたるような音を立て
壊れんばかりの力で扉を締めると

それっきり部屋からは
物音一つすらしなかった


呆然と立ち尽くすウンス

一番最悪な状況じゃないかと
頭を抱えながらしゃがみ込むテマン

チェ・ヨンの部屋を見ながら
佇むチャン・ビン

この中で一番状況が分かっているのは
俺だけだ

テジャンの元で
あらゆる危機に備え
その場その場に応じての立ち振る舞いを
叩き込まれてきたテマンは

今自分が史上最悪な状況に
置かれたことを
瞬時のうちに把握した

そして

もう俺にはムリだ  

とそれもまた瞬時のうちに判断し

医仙様

も 申し訳ありませんが 
ほ ほ ほんの少し
ここでお待ちいただけますか?

す…すぐに副隊長を
副隊長を よ…呼んで参りますから

そう言うや否や
人とは思えぬ速さで
王宮の方に向かっていった




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8 Comments

yukiukiyon  

8. Re:バットタイミング

>marumomoさん

タイミング悪すぎですねw
びっくりするくらい^^;

でもヨンってそういうところも
あるような気が…してるのは
私だけ?

今からがんばりま~す←誰が??

2016/02/10 (Wed) 23:01 | EDIT | REPLY |   

marumomo  

7. バットタイミング

タイミング悪すぎる~(°_°)
もうチャン先生もなぜそこにいるのかなー
ウンスもタイミングわるいわー

もうテマン何とかしてくれ(-。-;

早くウンスの今の気持ちがチェヨンに伝わりますように\(//∇//)\

続きお願いいまーす(^o^)

2016/02/10 (Wed) 22:48 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

6. Re:こんばんは

>ぽんたさん

よく気づきましたね(・・;)
おっしゃるとおりwです♪
でもテマンは3分以内に戻るはず
この3分の間になにがっ!

ヨンの部屋に突入しようにも
そこに障害人(ゴメン。チャン先生)
もいるし(・・;)

2016/02/10 (Wed) 21:34 | EDIT | REPLY |   

ぽんた  

5. こんばんは

テ、テマン~
ウンスの傍を離れて大丈夫?←何気に侍医とウンスの二人きり…
ヨンはすっかり誤解deモードでございますね。
続き…待ってまーす♪

2016/02/10 (Wed) 21:15 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

4. Re:無題

>ajuさん

まだまだ~
まだまだ~
まだまだ~
愛は育めないかもw

今圧力鍋様が頑張ってるから
続きちょっと待ってね♡
キッチンでスマホ待機中♡
あ~~もうすこしでバルブ降りますから♡

2016/02/10 (Wed) 21:14 | EDIT | REPLY |   

aju  

3. 無題

えー!やだやだ、気になる~!(T▽T)
この、それぞれのすれ違い感が~!
勘違い、嫉妬、それによるすれ違い・・・
その後、続きーq(^-^q)見たい

2016/02/10 (Wed) 21:11 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

2. Re:やばい

>みぃたさん

早速コメありがとう♪
結局こうなりました(・・;)

あ~~どんどん行きたい
が一仕事片付けてから
帰って食事作らねば

しかし続き...
必ず今晩または深夜にアップします♪
待っててね♪

2016/02/10 (Wed) 19:56 | EDIT | REPLY |   

みぃた  

1. やばい

続きが気になる!(>_<)
テマンちょおかわいそう笑

ホントにタイミングって大事ですよね。
それしだいでどうにも転ぶし…
誤解しまくって絡まりまくるから解けたときにはより深い想いになるのかな♡

続き、お願いします‼︎

2016/02/10 (Wed) 19:52 | EDIT | REPLY |   

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