No Life No Lee Min Ho イ・ミンホ

イ・ミンホ Movie・FF・Photo

しまい込む想い 10(友の本心)


自分の気持ちに重い蓋をして
これまで己を偽っていたことが

真の心に気づこうと
してなかったことが
今更ながらに悔やまれる


俺の道義に外れたからこうなったのだ
自分の過ちをチェ・ヨンは悔いた


正面突破


それこそが俺の信条であるのに
何としたことだ


自分を偽ることに
自分を抑えることに
俺はもう疲れた


一度でいい

心に正直なまま生きてみたい


あの涙は

この嘘を流し去るものだったのか…


これからは
決して目をそらさず
決して嘘は言わず
あの方にまっすぐ向き合い
辛かろうが
そのあと
生きていけなかろうが
必ず天界へとお連れする



あの方が幸せならそれでいい…
それでいいのだ


そうやっと自分に誓えたのに



チャン・ビンの
医仙を好いている
という言葉は本心で



そしてあいつも
俺の気持ちを分かりすぎるほど
知っていて


自分が身を引けばいいのだと
一人悲しみに耐えていることを

チャン・ビンの部屋に漂う気と
あいつの背中から
知らずに発せられる言葉で


俺は知ってしまった


あいつの気持ちを



行かなければよかった
あいつの部屋になど

このまま何も知らなければ.....




幼子の時以来の涙が溢れだした時
俺はまだ自分の本当の気持ちを
よく分かってなかった


ただ悲しいから涙がでるだけ
なぜ悲しいのかは関係ない


そう思っていた



しかし
チャン侍医の背を丸め
小刻みに震える姿を見た時
気づいてしまった


その姿はまるで俺

一人兵舎で寝ている時の
俺の姿そのままということに

だから
チャン・ビンはも俺と同じくらい
あの方を思っているということに



どうしよう


困っちまう



あいつは
父上や隊長そしてメヒを失った時
俺を心から癒そうとしてくれた

いつも手を払いのける俺を
そっと見守ってくれた

俺はその気持ち十分分かっていたのだ
ただそれに応える気は
分かっているということを伝える気は
なかった


互いに言ったことはないが
無二の親友


その友の気持ちを知ってしまった俺が
どうしてあのお方を慕えよう


俺があのお方を
天界から連れ帰らなければ

そのまま俺があの天界にいれば
そしてそこであのお方のお側にいれば…


天界であのお方を見つけた時

変な男が俺を無理矢理
連れて行った部屋で
小さな箱に入り 
あちこちと動いておられたあのお方


どうしてもその元に行かねば
と思ったのは

今思えば
王妃の傷を治してもらう
ためではなかった



それはただ自分自身を偽るための口実で
本当はどうしても

あのお方の手を...

俺の手の中にすっぽりと
入ってしまいそうな
頼りなげな手を

離したくなかったのだ


ここ高麗にお連れして
ずっとお側にいたい

いや俺の側に置かねばならぬ
そう思ったから


だがそう感じていたことを
自分の中に封じてきた


そこから俺の偽りは
始まってしまった



その愚行があいつをも
悲しませることになろうとは



俺たちは
どうすればよいのか



なんなら
3人で仲良く生きていくか…



あのお方は
どちらを選ぶのだろう



それともやはり天界に
帰りたいのだろうか…




すでに朝靄も消え
陽の光がヨンの顔に突き刺さる

眩しく痛い
まさにあの方だ…



ヨンはそう呟き
再び典医寺の中に戻っていた
関連記事

 想い シンイ二次

2 Comments

yukiukiyon  

2. Re:無題

>aju Tk/mさん

だらだら書きすぎて
まとまりがなくなってきたので
次回会話バージョンで
盛り上がりたいなあと思っています。

ウンスはマイペースでいっていただく予定。

正面突破と
困っちまう

が書きたかっただけかもしれません(・・;)

2016/01/22 (Fri) 01:00 | EDIT | REPLY |   

aju Tk/m  

1. 無題

正面突破!きましたね~♪
ウンスの気持ちも気になります~( ☆∀☆)

2016/01/22 (Fri) 00:56 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment