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しまい込む想い 2 (チャン・ビンの想い)


医仙  どうされました

チャン・ビンがウンスの顔を覗き込む

なんとなくこの黄色い小菊の花が
気になって…

ウンスは典侍医の薬草園に腰掛け
薬草を触りながら黄色の小菊を
何とはなしに見つめていた


医者としての腕は
この世のものとは思えないほど
それだけではない
このお方の深くそれでいて
一点の曇りもない澄み切った瞳

これまで数々の国々を周り
多くの女人を見てきたが
このようなお方は一人もいなかった

この瞳 誰かに似ている

ウンスの瞳が視界に入った時
そう思った
誰だろう
女人にはない類の瞳


薬草が咲き乱れる庭を見
雲一つない空をあおぎながら
一人の男の名前が浮かんだ


ふぅっ と一つ
ウンスに聞こえるか
聞こえないかくらいの
ため息が漏れる

だめなのか

出会ってから
まだ何も始まっていないのに
何もして差し上げてないのに

俺は  この方を想っては
いけない身なのか
いや  そんなこと誰が決めた
俺は俺のやり方で...

首を軽く左右に振りながら

ここにおられては風邪を引かれますよ
おいしいお茶を淹れましょう
そう  王妃様から賜った
小菊の花をかたどったお菓子もあります


そう言って
ウンスの肩に手をポンと置き
チャン・ビンは部屋の中に
入っていった


あ~生き返る~


ウンスが久しぶりに明るい表情で
おいしそうにお茶をすする

茶菓子にも目をやり
これ全部食べていいの?
と子供のように目をまん丸にして
微笑みながら問いかけてくる

この方はこんな笑い方をされるのか

これまで医術以外のことで
これほどまでに何かに
目を奪われたことはなかった

心臓がきゅっとなり
息が苦しくなるこの気持ち

この訳の分からない想いは
一体なんなのか
自然と涙が出てくるような
この感情

どうしてしまったのか 俺は
これが人を想うということなのか

この方のこの笑顔
ずっと見ていたい  悲しませたくない
この気持ちが  俺の想いなのか


この茶菓子  すべて医仙のものですゆえ
心ゆくまでお食べください

本当にいいの~?と言いつつ
茶菓子を頬張るウンスを残し
チャン・ビンは
部屋を出て行った



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