No Life No Lee Min Ho イ・ミンホ

イ・ミンホ Movie・FF・Photo

新なる戦い 40 ーヨンとウンスの初でえと 貪り合う口づけー

 

酒屋を出たすぐのところで

また口喧嘩をしている

チェ・ヨンとウンス

 

チェ・ヨンはかなり口を尖らせて

本気で怒っている様子だが

ウンスは…完全にからかっている

あのチェ・ヨンを…

 

高麗であのようにチェ・ヨンを

あしらえる女人といえば…

 

 

ウンスと

チェ尚宮

 

 

この二人しかいない…

 

 

そう想う光景

喧嘩をしているのに

なぜか微笑ましくなる光景

 

 

店から顔を出してる女主人たちも

二人を眺めそして笑っている

 

主人同士話をしながら

二人を眺め何やら話しながら

笑っている

 

 

 

 

今度こちらへも

いらっしゃってくださいね

 

そう薬屋の女主人が声をかける

 

 

ウンスが振り返り

その店へと走りだす

 

後ろへ振り出された左手を

ぐいっと引っ張るチェ・ヨン

 

下唇を噛み締め真剣な目の表情

 

自分の胸まで引っ張りこむと

 

ウンスの肩をそれぞれの手で持ち

 

ウンスの目を見て真剣に言っている

 

 

俺たち今から行くのだろう?

次の俺たちの場所へ

クッパを食ったらすぐ立つのだぞ

だから今は薬屋など見ている暇はない

 

もうどこも見るな

まっすぐ歩け

そなた

俺の腕にただ

つかまっていればよいのだ

 

 

そう夫らしい威厳を醸し出しながら

子供をなだめるような表情で

ウンスの目を見つめ

言い含めようとするチェ・ヨン

 

だが

ウンスはつま先立ちをして

チェ・ヨンの肩越しに

左右に頭を振りながら

 

ああ なんかいい薬売ってるんだけど

これ絶対に役に立つと思うんだけど

これからの戦いに備えて

見ておいた方が今後のために

なると思うんだけど

 

 

ねえそう思わない?

 

ヨンは??

 

 

よいよい

今はよいのだ

今はほら早く行かねば

 

薬なら俺の邸宅にたんまりと

そろえてあるから

それに薬売りは呼べばすぐ来るゆえ

よいのだ

 

 

ここは街の薬屋だ

俺の邸宅に来る薬売りの方が

よほど大陸の珍しい薬を

たくさん持っているゆえ

 

 

行くぞ

 

ほら

 

 

 

するとウンス

 

 

ヨン!

 

 

その言い方って

なんかすごく嫌な感じ

こんな街の薬屋ですって?

 

街の薬屋が一番重要なのよ

だから身分の高い人っていやなのよ

 

清廉なとか

金を石ころに

 

なんていったって

所詮はお金には困らない

そういう感覚なんじゃないの?

 

 

私そういう人とは一緒に暮らせませんから

 

そう言ってウンスは

ぷんぷん怒りながら

どんどん先へ行ってしまう

 

 

この道確かにまっすぐ行けば

クッパの店には辿り着くが

 

 

ああ…やはり転んだ

道がぬかるんでいるゆえ…

 

 

慌てて駆け寄るチェ・ヨン

 

 

ほらいっただろう?

俺の腕につかまれと

 

まったく

どうして俺の言うことが

一つも聞けないのだ

 

ウンスは

まったく

 

 

そう言いながらウンスを

ひょいっと立たせ

足についた湿った土をはらってやる

チェ・ヨン

 

怪我はないか?

 

そういって

衣をまくろうとした

 

 

ちょ…ちょっと

 

ヨン!

 

 

何をしてるの!!

 

外よここは外‼︎

 

 

良いのだ

誰も見てないから

見てるのは女主人だけだから

 

そう言って衣の裾をあげ

ひざやふくらはぎに

血でもでてないかと

心配そうに見るチェ・ヨン

 

ああああのっ

もうっ

 

いいからっ

私大丈夫だから

 

そんなところ見ないで

触んないでよ

 

 

ヨンの滑らかな手がウンスの

ひざをさわっと撫で

 

反対を向かせると

 

膝裏からふくらはぎも

さわっと触りながら怪我がないか

調べている

 

 

チェ・ヨンは最初のうちは

真剣に怪我がないか調べていたが

 

どうやら大丈夫ということが分かると

 

その白い透き通るような足に見とれ

思わず膝裏の血管が浮き出ている

ところに口づけをしてしまった

 

ぞわぞわぞわっと

脚ががくがくし始めるウンス

 

 

顔がもう真っ赤だ

 

 

ヨ…ン…

 

ひど…い…

 

 

高揚した私を見せられないなんて

言っておきながら

こんな公衆の面前で

こんなこと…

 

ソウルでしたら完全に逮捕よ

逮捕

 

迂達赤隊長が逮捕で

新聞に載るわよ 新聞の一面に!

ああ新聞なんて古いっ

ネットね

即ネットで公開処刑よ

 

分かってるの?ヨン!

 

 

脚ががくがく震えている割には

なんとなく潤ってる感じがする割には

威勢のよいウンス

 

 

だってここは外

誰が見ているか

それに後ろには女主人たちの目が

 

 

運良く小物屋の主人は

出てきてなかったため

前方から見られる心配はなかったが

 

テマンさんとか

ミソンとかヘジョンとか

いたら…

 

顔が真っ赤なウンスはまくられいていた

まくし上げられた衣を下に降ろすと

 

もう私 今度は衣類屋さんに行って

パンツを仕立ててもらうから

いいわよね

ヨン

 

それくらい買ってもいいわよね…

 

あ…つけで買えるのか

 

もう買って買って買いまくるわよ

こんなことしていると

 

閉められてしまった衣を見て

残念そうに立ち上がるチェ・ヨン

 

 

誰も見ておらぬのに…

見てるのはあの太陽だけなのに…

 

何を恥ずかしがっておるのだ

この先このようなことできぬぞ

 

 

そう言うと少しむっとした顔をして

腕を組みながらクッパの店に向かって

一人歩いて行く

 

 

しばらく歩いて

付いてくるはずのウンスの気配がないため

後ろを振り返ってみると

 

 

先ほどのところに

立ち尽くしたままでいるウンス

 

 

 

どうしたのだっ

 

 

 

そう少し大きな声で呼びかける

チェ・ヨン

 

 

動かないウンス

 

 

まったく 本当にどうしたのだ

ウンスは…

 

そう言いながらそのまま見つめる

チェ・ヨン

 

 

…するとウンス…

その場にしゃがみこんでしまった

頭を地面に向ける形で

 

 

また慌てて戻るチェ・ヨン

 

ウンスにかけよると

 

どうしたのだ

 

そう心配そうに顔を見ようとする

 

 

だがウンスはチェ・ヨンとは

反対の方に顔を向け

なかなか見せようとしない

 

 

肩が震えている

 

 

もしや…泣いておるのか?

ウンス…

 

 

そう言いウンスの頬を両手で包み

ぐいっと持ち上げると

 

髪で隠れたウンスの顔が現れた

その両目からは一筋ずつの涙

 

 

次から次へと落ちてくる

 

 

ウンス…どうしたのだ

どうして泣いているのだ

ウンス…

 

 

訳がわからぬと困った顔をする

チェ・ヨン

 

 

俺がまた何か言ったのか?

ウンスを悲しませるようなことを

俺が…

 

 

そうか…

 

すまない…

 

 

という顔をして切ない色の瞳を

ウンスに寄せる

 

 

大丈夫…

なんでもないから

 

 

行きましょう

 

早くクッパを食べて

早くヨンの邸宅へ

早く

 

ほら

早く…

 

 

そう言って立ち上がろうとするウンス

そのウンスに

 

チェ・ヨンは…

 

 

 

貪るような口づけを…

 

 

 

先ほどの切ない

まるで少年のような瞳から

 

どうやったらいきなり

このような猛り狂う男の瞳になるのか

 

この男のこの変わりよう

本当に同じ男の瞳だろうか…

いや…すごい

すごすぎる…

 

 

どこにこのほとばしるような

情熱を隠していたのか

隠しすぎて辛くはないのか

いや…辛いだろう

これは…相当…

かなり…

 

 

二人はまだ互いの唇を

貪り合う

 

顔の角度を幾度も変え

瞳を苦しそうに閉じ

 

チェ・ヨンはウンスの頬を

つかみ

 

力強くつかみ

 

あごをもっともっと…

 

というように上げていく

 

 

ウンスの筋だった白い首が

太陽の光を浴びてさらに透け

 

赤い血管が生々しく浮き出る

 

 

 

本当はそのままその下へ…

 

さらにその下へと進みたかったが

 

さすがにここではそれはできぬ

それに時間もない

 

そう心から残念に思うチェ・ヨン

 

 

 

 

先ほどの

 

 

このようなことはこの先できぬ

 

 

その言葉が突き刺さったのだろう?

そのすぐに壊れてしまう心に

刺さってしまったのだろう?

 

 

すまぬ

 

ウンス

 

俺が不用意なことを言った

 

 

すまぬ

 

俺が

 

悪かった

 

 

 

貪り合うような口づけを交わし

荒々しい息がおさまらぬウンスの耳に

チェ・ヨンは唇を滑らせると

 

そうささやき

 

わびた

 

 

まだ

 

 

はあ

 

はあ

 

 

と荒い息をさせているウンス

 

 

少し息が落ち着くと…

 

 

もう…いい…

 

私も今…改めて…決意したから…

 

私しっかりしなきゃだめだって

これからどんなことがあっても

しっかりして

ヨンをささえなきゃって

今一度思うことができたから

 

いい

 

大丈夫

 

ヨン…私

 

 

 

そう言ってチェ・ヨンを見つめる

ウンス

 

 

すまぬな

このような辛い思いをさせて

そなたに

 

俺が夫であるばかりに

このような辛い思いを

 

だが俺も迂達赤も皆大丈夫であるから

俺がウンスも皆も必ず

護り抜くから

 

大丈夫であるから

心配するな

 

ウンス…

 

 

そう言ってもう一度軽い口づけをする

チェ・ヨン

 

 

 

 

 

…いろいろそうせざるを得ない

そのような事があったにせよ

 

高揚したウンスを人に見せたくない

 

そう言う割には

 

酒屋を後にしてから

化粧品屋を通り過ぎるまでの

短い距離の間に

 

衣を割り 膝裏に口づけし

 

さらには

しゃがみこんだウンスの顔を

くいっと引き寄せ

貪るような口づけをした

チェ・ヨン…

 

 

言っていることとしていることが

これほど違ってよいのだろうか…

 

 

まあ毎度のことだが

 

いくらここはスリバン街で

安全だからといっても

素の自分を出しすぎては

いないだろうか

 

 

ああいいのか…

 

 

これからはこのような光景

いつ見られるか分からないのだから

 

 

……………

 

 

チェ・ヨンと同じことを言ってしまった

 

しょうがない

それがどうしても

頭に引っかかってしまうのだ

 

皆それが頭の片隅に

引っかかっている

 

 

もしかしたら…

このような光景

その想いとは裏腹に

これからまだまだうんざりするほど

続くかもしれないが…

 

 

今は…

 

 

これからは厳しく辛い日々が

始まるのだと…

 

一応心を引き締めておこう

 

 

 

 

 

戦に行く不安

そして

 

男所帯に連れていくことの

不安

 

チェ・ヨンはこう見えて

いっぱいの不安を抱えていた

数えたらきりがないほど

 

これまでこのような不安を

一切感じたことのない男だったから

 

もうどうしてよいのやら

あたふたしてしまうのも

無理がない

 

 

こうすればよい

そのような結論も

いつものようにすぐにだせぬ

 

今さらながらウンスに

自分について来いと言ったものの

 

あの迂達赤の面々を思いだすと

 

 

ああ

 

 

ため息が出る

 

どいつもこいつも絶対に

ウンスに近づこうとするはず

 

まったく隙も油断もない奴たちばかりだから

誰かつけないと

俺一人ではどうにもならん

 

 

そう思い

 

 

ミソンとヘジョンをつけておいて

本当によかったと

自分の策を自分ながらに

 

 

でかした

 

 

そう思うチェ・ヨンだった

 

 

 

そのような不安と口づけを

交互に受け入れながら

ようやく小物屋を通り過ぎ

 

 

腕を組みながら二人三脚を

しているように歩く

チェ・ヨンとウンス

 

 

 

小物屋の女主人が水打ちをするために

ちょうど出てきて

 

チェ・ヨンとウンスの行く道を

美しき水で清めた

 

 

 

さあああっ

 

 

さあああっ

 

 

 

女主人が水を打つと

その水の粒に太陽の神々しい光が

まっすぐに当たり

小さな可愛らしい虹がいくつもできた

 

思わずウンスがその虹を

手ですくおうとする

 

その手から逃げるように

 

 

二人…幸多き人生であれ

 

 

そう言っているかのように

ウンスの手から逃げながら

今にも踊り出しそうな虹たち

 

 

 

女主人も微笑む

 

まあ

見たことのないような虹ね

 

そう言い

 

 

二人に

この先の店は楽しかった?

という顔をしてみせる

 

 

それにチェ・ヨンとウンスも

 

とっても楽しかった

 

そういう微笑みを返す

 

 

 

 

 

そして…

 

どんどん強さを増す太陽に向き合いながら

辺りを見回しそして後ろを振り返る

 

チェ・ヨン

 

 

 

 

良い街だ

 

 

 

 

そう一言…

 

 

呟いた

 

 

 

昨日の午後この街に着いてから

今朝まで

 

本当に濃厚な時間を過ごした

二人

 

 

チェ・ヨンがずっと思い描いていた

 

初でえと

 

とは少し違うものになったが

少々事件や騒動は多かったが

 

それも今となっては良い思い出

すんなりいっていた方が

以外とつまらなかったかもしれぬ

 

 

今やそう想うチェ・ヨン

 

 

 

ウンスと祝言を挙げてから初めての

スリバン街

 

買い物にあれほど行きたい

そう言っていたウンスだから

 

祝言後

ここに最初に連れてくることができて

 

あの女主人たちとも面識ができ

そしてスリバン街のからくりも

店の秘密部屋も

ウンスが十分に理解することができて

 

本当によかった

 

そうチェ・ヨンは心からの満足を

今感じていた

 

 

さあようやくクッパの店だ

 

マンボ兄妹はいるのだろうか

 

扉を勢いよく開けるチェ・ヨン

 

 

戻ったぞ

 

 

そう言いながらがらっと扉を開けると

 

 

そこに皆が勢ぞろいして

クッパをおいしそうに食べながら

待っていた

 

 

 

あら…ようやくお帰りかい?

昨日はここには泊まらなかったんだね

 

 

せっかくもう一度浴槽も沸かして

部屋も温めておいたのに

ろうそくもつけて

障子の部屋

明るくしておいたのに

 

そう責めるように言うマンボ妹

 

お風呂…

 

そうつぶやくウンス

 

 

そうだよ

お前たち…割と派手に暴れてくれたのか

そこらじゅう水浸しで

 

まったくどれだけ掃除に時間がかかったか

 

そう言いからかう目で見るマンボ妹

 

そういえば…

 

たしか浴槽でウンスを抱いた…

 

そのような間違った話が伝わっていたことを

チェ・ヨンは想い出し

頭を抱えた

 

 

違う

 

違うからな

 

俺は何もしていないから

ここでは

 

いや口づけはしたが

 

それ以上は何もしてないから…

 

 

 

 

へええええ

 

ここで…

 

口づけはした…

 

そう意地悪く言うマンボ兄

 

 

 

もはや夫婦なのだから

どこで何をしようと…

 

いやそれもどうかと思うが

まあそのようなことだ

 

 

 

だが…マンボ兄妹のからかいは続き

 

テマン ミソン ヘジョン

の三人はまたここからあの日々が

始まるのか…と顔を赤くし

 

スリバン達ははあようやく

この街から出て行ってくれるのかと

安堵のため息をもらし

 

三者三様

 

いや何者何様か数えるのが面倒だが

それぞれの想いを胸に抱え

 

 

これから再後方支援部隊へ

チェ・ヨンの邸宅へ向かう

二人を見つめながら

 

クッパを口にしていた

 

 

もちろんチェ・ヨンとウンスも

お腹一杯クッパを食べる

 

 

チェ・ヨンはウンスに

 

あまり詰め込むと

あとで腹が痛くなるぞ

 

チュホン…待ちくたびれて

怒っているから

 

走りが荒いゆえ

腹八分目にしろよ

 

そう言ってウンスの椀を取り上げる

 

ああ やめて!

それ私のなのに

 

なぜ!?

 

そう言うウンス

 

チェ・ヨンはウンスに取られないように

椀を高々と上げ

 

そしてウンスの唇の上についてる

米粒をその真っ赤な舌で

ちょろんと取った

 

そしてその舌それだけにとどまらず

ついでに唇を割り

 

口の中の米粒も

ちょろんと取っていく

 

 

 

おおおおおおおおおおいっ

 

お前何をしているのだ!

 

 

マンボ兄がチェ・ヨンの足を蹴飛ばす

 

 

 

おおおお前いくら夫婦といえど

このような面前で

しかもそのような

 

いつからそのような男になったのだ

お前

 

叩き直してやるから表にでろ

ああんっ!

 

そう言って胸ぐらを掴みそうになったが

 

 

チェ・ヨンするりとかわし

 

 

では俺は障子の部屋で荷物を取ってくるから

そう言ってその場を後にした

 

 

 

障子の部屋の前に佇むチェ・ヨン

 

 

 

あの時俺は…

こうして障子をなぞることしかできず

この切ない想いをどうすることもできず

ただウンスの唇の影を

この指でこうしてなぞっていた

 

今でも覚えている

あのウンスの唇

 

どれだけ欲しかったか

どれだけ抱きたかったか

 

どれだけ…

 

ウンスを…

 

その後が言葉にならぬチェ・ヨン

 

 

俺のものにしてしまいたかった

そして

二人で逃げてしまいたかった

 

だが俺にはその勇気がなかった

 

 

そう障子のあの場所をなぞると

 

ふっと笑い

 

 

よしっ

 

 

そうチェ・ヨンは言った

 

 

今の俺

見てくれているか?

 

どうだ?

 

ウンスを俺のものにしたぞ

 

どうだ?

 

よくやっただろう?

 

ここまで

 

よく頑張ったと思わないか?

 

 

俺を

 

 

俺を

 

 

ほめてくれるか?

 

 

さすがに障子はしゃべらぬが

 

いや…

 

あそこから…濡れて…

 

涙のように…濡れて…

 

一つの線が

 

涙のような一筋の線が

 

下に落ちた

 

 

なぜだろうか

 

 

あのチェ・ヨンが昔

ウンスの唇をなぞっていたところ

 

そこをまるで表すかのように

 

障子に後ができている

 

 

驚くチェ・ヨン

 

 

思わず上を見上げる

 

何か滴り落ちてきたのかと

 

だが…何もない

 

ただそのウンスの唇の形が

障子に浮き出ているだけ

 

チェ・ヨンは思わず

そこに

 

口づけをした

 

 

ありがとう

 

礼を言うぞ

 

 

俺たちしばし行ってくるからな

 

また帰りによるゆえ

 

待っていてくれ

 

 

その時は必ずここで

俺とウンス

二人必ずここで

一夜をともにするから

 

それまで待っていてくれよ

 

 

そう障子に話しかけると

 

その濡れた部分がふるふると震えた

 

隙間風か?

 

一瞬そう思ったチェヨンだったが

 

 

そうか

分かってくれたのだな

 

そう障子に言い

 

では

 

行って参る

 

そう言い

 

一礼して

 

障子の部屋を後にした

 

 

かなりの荷物を背負っているチェ・ヨン

 

ウンスこんなに何を買ったのだ?

まったく

それに青いバック…

よしあるな

スマホは入っているのだろうな

充電して写真や音楽を聴いてみたいゆえ…

 

 

そう何か遠足にでも行くような

気分になっているチェ・ヨン

 

下に降りてウンスを呼び

 

二人で皆の前に立つと

 

 

では俺たち

行って参る

 

戦の間もまたその後も

これからずっと妻ウンスが世話になると思うが

どうぞよろしく頼む

 

そう言い

深々とお辞儀をするチェ・ヨン

 

ウンスも慌ててお辞儀をする

 

よろしくお願いします

 

と言いながら

 

 

 

マンボ兄妹は

 

分かった

分かったから

 

ウンスのことは大丈夫だから

お前は心配しないで

さっさと戦を終わらせ

また二人で早く戻ってくるんだよっ

 

そう少し涙ぐみながら言い

二人の背中を押す

 

ほらほら早く

 

チュホンがうるさくてしょうがないから

早くいっとくれ…

 

そしてマンボ妹がチェ・ヨンにささやいた

 

 

あんたやること

しっかりやってるんだろうね

 

早く作ってあれだよ

たくさん作って

 

がんばらないと

早くしないと

あれだから

 

頑張りなよたくさん

戦に行く前に

 

そう言って背中をぱんぱんっと叩き

 

チュホンの方へ押し出していく

 

ああ…

まったく

 

俺のすごさ知らないのか?

時間さえあれば

何回でも…

 

 

そう思わず口に出してしまったチェ・ヨン

 

つい ウンスの十八番を取ってしまい

皆が真っ赤になって下をうつむく

 

 

そしてチュホンも

 

ふんっふんっふんっ

 

と鼻を鳴らし相当なご機嫌斜めだ

 

その証拠に

ウンスを載せるときは頭を下げ

乗りやすいようにしたのに

 

チェ・ヨンがまたがるときは

いつもとは異なる姿勢で

今日は思いっきり足を伸ばし

タイミングもずらされ

 

さすがのチェ・ヨンも

ひらりとはいかなかった

 

それでもなんとか

二人はチュホンにまたがり

 

 

 

では行くぞ

 

よいな

 

ウンス

 

 

そのチェ・ヨンの掛け声で

スリバン街のまだぬかるみのある道を

 

この先石畳になり

皆が汚れずに歩けるように

なる道を

 

颯爽と駆け抜けていった

 

 

 

 

次のステージへと向かうために

 

 

 

太陽の煌々とした光を背に受けながら

 

次の自分達がいるべき場所へと

 

二人は駆け抜けていった

 

 

 

 

俺たちこれから二人で

いつも二人一緒に

生きて行くぞ…ウンス

よいな…

 

 

 

===============

 

ああああ

 

遅くなりすみませぬ…

もうこのような時間に…

 

ようやくスリバン街を後にし

次のステージへと向かった二人

 

気づいたら30話もスリバン街に

費やしておりました

 

 

でも…今ここで

 

この時間があったからこそ

この体験があったからこそ

 

次の試練へと立ち向かえるのだと

今は

信じて…

 

信じて疑いません

 

ヨンとウンスも…

 

そして私も…皆様も…

 

 

幸せな ヨン夢 が

みられますように…

 

深夜に愛を込めて

 

===============

 

 

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4 Comments

yukiukiyon  

4. Re:次のステージへスタート

>marumomoさん

ごめんなさいよお~
昨日は遅くなってしまって
時間と戦ってたけど
家でやるとやはり
外野がうるさかった(T-T)

これから外で書いてから
帰ろう
ヨンと待ち合わせデートか?
なんて・・・(^_^;)

いた時間は長くなったけれども
日本での経過時間は
長かったですね(^_^;)
ごめんなさい~

そしてよくよく冷静に考えましたら
そうですよね
皆の前で口の◎のご飯つぶを◎でって
それはちょっと
あまりにも・・・

ヨンがすごすぎて私の感覚も
なんだかおかしくなって
きてしまいましたよ(^_^;)

いけないいけない
修正せねば

昨日は40話にまとめるために
すっごく巻いた感じになりましたが

またまた次もゆっくりと
1アクション1話のような
話になるとは想いますが

お付き合いいただけると
本当に嬉しいですよ~♡

障子の部屋でやりたいことが
あって(浴槽事件から決めていた)
それをしたいから・・・
いやヨン別邸でしてしまうかも・・・

とにかく障子部屋にはがんばって
帰ってきますからね・・・

2016/04/01 (Fri) 14:41 | EDIT | REPLY |   

marumomo  

3. 次のステージへスタート

こんにちは~(^^)

昨日は今日をまたいで待ってたのに、いつの間にか寝てしまってた(笑)

スリバン街は、色々なことがありましたね~

いた時間は、長くはありませんが、濃厚な時間でしたね(^o^)

ケンカしちゃう所も、いい感じ~~な2人ですな

みんなの前でウンスに・・
マンボ兄妹じゃなくても動揺するわ(笑)

早く戦を終えて、障子の部屋に戻ってきてね~♡♡

2016/04/01 (Fri) 13:13 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

2. Re:えへへ

>91714hahaさん

今日は
おおおおおお~~
じゃなく
ああああああ~~りがと~~♡

マップ活用してくれて
嬉しいよ~~
今日はミノマップあげるからね~~♡
今ロケハンしたからね~~♡♡
鬼のマッハでね♪

で また思いついたw
♡マッピング作りますよ~w

まずはスリバン街から
熱い想いではぜひマッピングで♡

ヨンとウンスにみせたろ
あなたたちどれだけかと(・・;)

2016/04/01 (Fri) 11:58 | EDIT | REPLY |   

91714haha  

1. えへへ

マップキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!活用
酒屋さんから出て・・・えっ膝裏キスΣ(゚д゚;)
しゃがみこんでまた口づけ
クッパの店までどんだけ~!!

俺様ヨンなのにウンスの一言でグラグラして可愛いヨン!!
そしてさらっと自慢・・・本当かわいい
チュホンずーと観てたのでしょうヾ(。`Д´。)ノ
落とされなくて良かったねヨン(笑)

2016/04/01 (Fri) 11:44 | EDIT | REPLY |   

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