No Life No Lee Min Ho イ・ミンホ

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新たなる戦い 38 ーヨンとウンスの初でえと 俺たちの次の場所へー

 

この先へ進むと

時間的にまずい

非常にまずい

 

だめだ
これ以上先へは…


そう想いながらも
ウンスに伸ばした手を止められぬ
チェ・ヨン

 

 

チュホンのいななきも
遠くから聞こえる

 

ああ…チュホン…すまぬな

 

俺のチュホン
可愛いチュホン

 

機嫌を悪くするとたちまち
言うことを聞かなくなる
チュホン

 

でも普段は俺の言うこと

俺のしたいことを

あうんの呼吸で分かってくれて

 

何も言わずとも
行きたいところへ連れて行ってくれる

 

それも俺を全然疲れさせずに

 

 

チュホン…

 

絶対にウンスが好きだよな
俺よりも...

 

 

いつもウンスの方を振り返っては
見つめているし

 

二人で乗っている時には
必ずウンスが疲れぬように
いつもより優しく走ってくれる

 

速度は落とさぬまま
なるべく振動を伝えないように

 

まるで水の上を駆けているように
ふわっふわっと走るチュホン

 

 

全然違う
俺一人の時と

 

 

チュホン…

 

お前もまたウンスが好きなのか?
そうなのか?

 

 

なんならチュホンをウンスにやろうか
俺のチュホンを…

 

そうまでも想うチェ・ヨン

 

 

チュホンがいれば
ウンスを必ず俺のところまで
安全に連れてきてくれる

 

絶対に無事に
ウンスを疲れさせずに
連れてきてくれる

 

確実に…

 

 

そのような自信と確信が
チェ・ヨンにはあった

 

 

これまでずっと一心同体で
迂達赤以上に
可愛がってきたといっても
過言ではない
チュホン

 

 

俺と離れることなどあり得ぬ
そう想っていたが


ウンスを護るためなたら
ウンスのためなら

それもありだな

 

そう想うチェ・ヨン

 

 

俺はチュホンの弟
チェホンにすればよい


チェホンもまたすばらしい馬だ

 

兄妹仲良く俺とウンスに仕えてくれれば
俺はうれしい

ウンスも喜ぶだろう

 

 

そうチュホンのいななく声を聞きながら
想うチェ・ヨン

 

 

 


やはり…今はここまでとするか…

 

ウンスの高揚した顔など
ほかの者に見せてはならぬからな

 

今日は俺の邸宅へ向かう日だし
あのチャン・ビンにも一度来るように
言ってある

 

もちろん迂達赤もいるし…

 

何しろ
テマンも
そしてスリバンも
うじゃうじゃいるからな

 

 

だめだ だめだ
このような顔のウンスを
皆にみせてはだめだ

 

そういつものように
頭を激しく左右に振り

 

本当に惜しそうに
渋々ウンスから手を離すチェ・ヨン

 

 

ああ…俺の手…こんなに…

 

見つめるチェ・ヨン

 

 

 

ウンスに瞳をやると
恍惚とした目をしながらも

 

まだ

 

お酒…


飲みたい…


やっぱり…

 

あのお酒…

 

だって…


ヨンと…

 

ゆっくり...話しながら...
飲めていないから...


まだ…


そう苦しそうな声で言うウンス


…そうか

...そうだったのか

 

ウンス

 

 

お前…

 

そう言ってウンスの頭を
くしゅくしゅっと
なでるチェ・ヨン

 

てっきり酒が飲みたいだけ
美酒を飲みたいだけ

 

だからそのように
酒  酒

と言っているのかと想っていたが

 

ウンス…

 

俺がウンスとともに飲むために
大変な想いをして入手した酒
そのようにしてようやく手に入れた
酒だから

このように想いを一つにした今
どうしても二人で飲みたい

 

俺のために
俺の願望を満たすために
飲みたい…

 

そう想ってくれているのだな

 

 

俺のために…

ウンス…

 

 

 

そう言いチェ・ヨンは思わず

ウンスを

 


抱きしめた...

 

 

 

白い布が二人の躰から落ちる

 

 

 

暗い部屋であるのに


明るいろうそくの灯りが
いくつもいくつも灯ったかのように

 

一糸まとわぬ姿で抱き合う
チェ・ヨンとウンスを
浮き上がらせる

 

 

部屋の中央にある寝台

 

 

その上で

 

 

生まれたばかりの姿で
抱き合う二人の姿を

 

 

ほのかな黄色の温かみのある

ろうそくの灯りが


その先をゆらゆらと揺らしながら

 

 

二人の躰の陰を
壁に映し出す...

 

 

壁に黒くはっきりと

映し出された二人の姿

 

 

ゆらめきながらも

逞しく大柄な男にすっぽりと包まれる
ほっそりとして滑らかな曲線を描く女

 

実際の二人も美しかったが

壁に映る影には二人の愛も投影され

 

 

実際よりも

二人の深い愛が

読み取れるものになっていた

 

 

 

のどを天井に向ける女

 


その細い首筋に舌を這わせる男

 

 

男は躊躇しながらも

止められぬ…

 


そのような

時に迷う仕草を見せながら

 

 

その頭を下に落として行く

 

 

女の滑らかな丘を

唇から出る尖ったもので


つるんと円を描くように触れ

そこを二周すると

 

 

男の頭はさらにその下へと降りていき

 

女の両脚をじわじわと開き

 

そこに頭を沈めた

 

 

壁に映し出される男と女

 

女は腰から上を

限界までのけぞらせ

 

滑らかな曲線を描く二つの丘の先が

つんとしているのが

より濃く

壁に映し出される

 

 

のけぞりすぎて寝台へ倒れ込みそうな女

上唇と下唇が離れ 大きく離れ

壁に突き刺さるような声で叫ぶ

 


ヨン! ヨン! 

 

ヨ…ン…

 


そう叫ぶ女

 

 


男はその呼び声に答えぬまま


女の脚の間に顔を埋めたままで

 

 

時に壁に映る

男の唇から出入りする尖った先が…

 

 

その度に女はのけぞらせた躰を


左右に揺さぶり

 

髪も振りみだし

 

 

そうして…

 

がくっと…

 

寝台へと倒れ込んだ

 

 

 

その上に男は重なると

腰を上下させ…

何度も何度も上下させ

 

 

ウンス! ウンス! 

 

ウン…ス

 

 

 

そう言うと

 

その男もまた

 

 

男の下で寝台に横たわり

頭を左右に振っていた

女の上に

ぐたっと躰を横たえ

 

 

男と女の陰は

一つの陰になった

 

 

そのまま動かぬ一つの陰

 


じっとしたまま

荒い二つの息だけが聞こえる一つの陰

 


しばらくすると
一つの陰からまた男と女の陰へと
二つになり

 

男はその下に横たわる女の髪を
やさしくなで続け

 

そして横においてあった

器を口にし

ごくり

と含むと

 

 

女の唇を男の唇から出た

長く尖ったもので

割り

 

女の唇に男の唇を

ぴったりと合わせ

また一つの陰になり

 

その大きく首から飛び出した

喉仏の動く様子だけが

 

陰にはっきりと映し出された

 

 

女の口に流し込まれる

器の飲み物

 

ごくり

 

という音が

聞こえるかのような

男の大きな喉仏

 

 

女に何回か器の飲み物を

口移しすると

 

また二人の陰は一つになり

 

そして今度は大きな躰の男の陰が
くるりと下になり


女を自分の逞しい胸の上に抱え上げた

 

 

そして再びその陰は一つになり

 

 

なにやら話し声が聞こえてくる

 

 

ろうそくのゆらめきが徐々に小さくなり

それと入れ替わり

 

天窓から

清らかな汚れのない光が差し込んできた

 

強くはないが弱くもない

一筋の光

 

 

その光を浴び

二人の陰が

だんだん薄くなる

 

逆に

二人の実際の姿が

寝台に浮かび上がる

 

 

微笑み合い


何度も軽い口づけを交わす二人

何度も何度も軽いキスを交わす二人

 

そして何かをささやいている

 

 

....何?

 

.....そうだろう?

 

.....そうね

 

 

そのようなささやきを繰り返しながら


微笑み


キスをし


そして抱きしめ合う二人

 

 


そのような時をしばらく過ごし

だんだん強くなってきた

陽の光を見て

 

 

男が言った

 

女に

 


ウンス…

 

さあ…行こう

 

俺たち…

 


次の俺たちの場所へ

 

 


行くぞ

 

よいな?

 


ウンス…

 

 


ええ…

 

ヨン…

 


大丈夫よ

 

私大丈夫

 

ほら 私の顔見て!

普通でしょう?

私の顔

いつもの何もないときの顔でしょう?

 


ほらっつ

 


とその表情を突きつけるように


見せる女

 

 

男は頭を降り

まだまだだめだ ウンス

ほら…こうしないと

 


そう言いながら

 

女の両頬を軽く両手で引っぱり

びよんとひっぱり

 


笑わせる

 


ほらほら

この顔

 

これなら大丈夫だ

なんとかなるだろう

 

そう言って笑う男

 

 


さて…では… 参ろう


よいな

 


ウンス

 


次の


次の俺たちの場所へ

俺たちが二人でいるべき場所へ

 

 


そう男は言い

寝台に横たわっていた女を
ひょいっと抱くと

 

 

その部屋の扉を

 

ぎいいいいっ

 

と開け

 

 


その先の

さらに眩しい光が差し込んでいる


その先の

部屋へと


歩んで行った

 


二人見つめ合いながら

二人微笑みながら

 


ははははっ


ふふふふっ

 


そう笑いながら…

 

二人は本当に楽しそうに

見つめあいながら

外の世界へと

 

歩んでいった

 

次の二人のいるべき場所に

行くために...

 

 

 
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ウンス...次へ行こう

俺たちの次のいるべき場所へ!

ともに二人で

 

 

 

 

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2 Comments

yukiukiyon  

2. Re:2人の影

>marumomoさん

コメありがとう♡
昨晩いそいそと化粧も落とさず
寝てしまい(・・;)このわたしがっ

実は寝るの大好き♡♡

遅くなりすみませぬ

逞しい体は影でも隠しようがなかったw
影バージョンこれからも
たまにやります~~
カモフラージュにもってこいでした
ヨンちと恥ずかしがってるので♡

このようなインスピレーション
いただき嬉しかったですよ♡

marumomoさんの昨日のコメなければ
ウンス圧勝で何事もなく
次いってましたから

本当にいつもありがとう♡
本当に良かった(>_<)
本当にありがとう

ヨンも喜んでましたよ♡♡

今日は久々二本いけたら!
おたのしみに~~

2016/03/30 (Wed) 09:12 | EDIT | REPLY |   

marumomo  

1. 2人の影

こんばんは~(^^)

起きて待ってましたよー(笑)

チュホンも持ちくたびれてしまいますね~

2人の影の動きの表現が、読んでるだけでドキドキしましたね(≧∇≦)

影のイメージが頭に浮かんできましたよ
ヨンの、たくましい体の影が・・・

2人は本当にたのしそうですね
よかった♡♡♡

次の場所に2人仲良く行けるのがいいですよね(^o^)

こちらまで幸せな気持ちになりました~♪♪

2016/03/29 (Tue) 23:49 | EDIT | REPLY |   

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