No Life No Lee Min Ho イ・ミンホ

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新たなる戦い32 ーヨンとウンスの初でえと 今日はとことん呑むヨンー

結局…

 

チャン・ビンと話しをしたものの

 

答えなど出るはずもなく

すべて分かってはいるが

どうしようもない二人

 

普段のウンスならまだしも

チェ・ヨンと

愛しあった後のウンスを

見るのは

 

辛すぎて耐えられぬ

そして…その時のウンスを

どうしても想像してしまう

ずっとウンスを抱きたかった

 

チャン・ビン

 

 

ウンスを俺の女にして

俺と同じくらいの想いの

旧友チャン・ビンに

死ぬほどの辛い想いをさせて

 

すまぬ

 

そういう気持ちはあるものの

 

だがウンスを

渡せるはずがないし

ウンスを想像するのも許さぬ

絶対に…

 

その結論しか出せない

 

チェ・ヨン

 

 

まあ当たり前といえば当たり前

それほどの想いの二人だった

 

 

一つ進展したとすれば

 

チャン・ビンは

 

ウンスに本音を

ぶつけ

チェ・ヨンにも本音を

ぶつけたことがあったが

 

チェ・ヨンがチャン・ビンと

向き合い

 

自分の本心を

心の奥底にある本心までを吐露したのは

 

これが初めてだった

 

ずっとしまい込み

決してこの言葉だけは言ってはならぬ

 

そのような想いまで

 

つい言ってしまったチェ・ヨン

 

愚かで恥ずかしい自分をさらけ出し

 

余計チャン・ビンを惨めにさせ

すまぬと心から想いつつも

 

しまい込んでいたチェ・ヨンの想いを

チャン・ビンへの想いを

出し切ったことによる

一つの自分の中だけでの区切りは

付いたような気がしていた

 

少しだけすっきりしたというのか

心が軽くなるというのは

こういうことを言うのだろうか

 

本当に身勝手な話だが

自分の心が軽くなったがと言っている

 

 

 

ウンスは俺の女に

なってしまったのだから

 

敗れた相手に何を言っても

俺が悪いに決まっている

俺が悪者になればよいのだ

 

まあチャン・ビンは

そのような男ではないが

 

そのように思わないと

逆にチェ・ヨンが惨めだった

 

 

しかしミソン

 

すごいな…

 

ウンスの身代わりでも良いという愛

そのようなものがあるのか?

本当に

 

辛すぎるだろう

そのような愛

 

人の身代わりに自分を置く

 

まあチャン・ビンは

そのようにさせる男ではないから

大丈夫だが

 

ミソンには幸せになってもらいたい

いやなってもらわないと困るからな

 

だが…あれで

ウンスの護りができるのだろうか

真剣に

あのような気持ちでは逆に

辛すぎるだろう

ウンスを見るのが

 

ヘジョンに手助けをしてもらわねば

ならぬな

 

そのようなことを考えながらも

 

 

 

やめやめ

 

やめだっ

 

この事は一旦置いて酒のことに

切り替えようとするチェ・ヨン

 

しかし…

あのように酒が好きでたまらぬウンス

 

俺よりももしや酒の方が好きなのでは

あるまいな…

 

まさか…

 

本当にそうではないかと焦り

ジリジリとする

チェ・ヨン

 

 

酒に焼きもちを焼く男

チェ・ヨン

 

 

焼きもちやきついでに

俺も底なしの酒豪だ

 

今日は徹底的に飲んで

ウンスとどっちが強いか

勝負してやる

 

そうも思うチェ・ヨンだった

 

 

 

さて…ウンス

 

まさか泥酔などしておらぬだろうな?

 

俺と一緒に飲むのだ

そう言ってあるからな

 

でなくては

なぜ初でえとに

ここを選んだのかわからぬ

 

そう呟きながら

 

がらっ

 

扉を引き…

 

見ると…

 

 

ああああああああっ

 

 

がくっと

 

本当に

 

がくん

 

っという音が聞こえるくらいの

様子で頭を垂れたチェ・ヨン

 

 

まさか…

一抹の不安は感じていたものの

どうしてこのように

十数分の間に

このようになってしまうのか?

 

俺の妻は…

 

 

チュンソクっっ‼︎

 

お前何してたのだ

おいっ

 

だれがこんなに俺のウンスに

飲ましてよいと言ったのだ!

 

おいっ

 

なんとか言えっ‼︎

 

そうチュンソクの胸ぐらを掴み

今にも殴りかかりそうな

チェ・ヨン

 

確か…チェ尚宮にウンスのことを

頼んでいたはずだったが

 

どうしてチュンソクに?

 

 

それは…チェ尚宮だと

 

ちと面倒で

かなり怖いから

 

でもあったが

 

チェ尚宮は今ウンスのそのおちょこを

取り上げようと必死になっていたから

やるべきことはやってくれている

 

それを目の当たりにしたゆえ…

 

その隣でおろおろとしている

チュンソクを捕まえたという次第だ

 

 

す…すみません

テジャン

 

このようなことになり…

申し訳ありません

 

 

そう平謝りするチュンソク

 

ウンス…お前酒は割と強いだろう?

なぜこのようにこんなに短時間で

このように真っ赤になっておるのだ

 

目がすでにとろんとしているウンス

 

へ…?ヨン…

 

ああ…ヨン!

 

旦那様~♡

 

そう言ってチェ・ヨンに抱きつく

ウンス

 

 

お…おい…ウンス

 

皆がいるのだぞ

 

ウンス…どうしたのだこれは…

まったく…

 

そう言いながらチェ尚宮を見る

 

医仙は酒が強いゆえ

このような短時間で

ここまではならぬだろう?

 

何をしたのだ

 

そうチュンソクにしたのと

同じ問いをチェ尚宮にもしてみる

 

そうするとチェ尚宮は

 

手の平を上にして肩をすぼめ

もうお手上げだ

 

 

お前…

医仙に禁酒を迫っておっただろう?

 

そういうチェ尚宮

 

ぎくっとするチェ・ヨン

 

そ…それ…は…

 

た…たしかに…

 

酒を一杯でも飲んだら天界には返さぬ

そう前に言ったが

 

まさかそれを守っていたのか?

ウンス…

 

そうだぞ

医仙はずっと守っておったのだぞ

 

天界に帰りたいからではない

テジャンと約束したからと言って

ずっと禁酒しておったのだ

 

そう王妃もチェ・ヨンを

責めるように言う

 

お…俺が悪いと

そうおっしゃるのですか?

 

俺が?

 

 

だってウンスに酒を飲ませると

このようになるではないですか

最終的には

 

このような姿見せたくないのです

他の方には

絶対に

 

俺の前だけでならよいが

このようなみだらな姿

皆にさらすなど

 

耐えられぬ…

 

 

ウンス!帰るぞ

 

 

いきなりそう言い

ウンスの手を掴み

酒屋を去ろうとするチェ・ヨン

 

 

 

待て!

 

 

 

そうチェ尚宮が甥をいなす

 

お前…先ほどから聞いておれば

 

ウンス ウンス ウンスと

 

今日はそのような日なのは分かる

そうしたい日なのも分かる

だが百歩譲ったとして

 

先ほどから一体どなたを

お待たせしておるのだ

 

お前は!

 

そう言い頭を少し飛び上がりながら

ぱんっと強く叩く

 

いてっ

 

何をするのだ

 

そもそもなぜ叔母上は

ここに来たのだ

 

なぜここに皆がいるのだ

 

俺とウンスの二人だけだったはずなのに

 

 

なぜなのだっ‼︎‼︎‼︎

 

 

ばりばりばりばりっ

 

ああ…雷光が…

 

一つ…落ちて…しまった

 

ついに落ちてしまった

 

自分の身を包むだけでなく

 

落としてしまった

 

この酒屋に

 

 

焦げ臭い匂いが漂う中

皆が唖然とする

 

その中でチェ・ヨンはまだわなわなと

震えていた

 

 

ぷっ

 

 

思わず王が吹き出した

 

 

 

テジャン…面白すぎるぞ

 

そのように子供っぽいところが

あるとは…

そなた

 

いや 本当に生まれてこの方

本当に面白いものが見れて

もう満足だ 私は

 

 

ははははははっ

 

 

面白すぎる

本当に

面白い

 

 

チェ尚宮 本当に面白い甥を持ったな

 

 

は…はい…

い…いえ…あの…その…

 

本当に申し訳ありませぬ

甥が本当にこのような

体たらくで

 

しっかりと教育し直しますので

お許しを…

 

 

いや ならぬぞ

私の目の前で雷光をおとすなど

反逆と思われても仕方がない状況だぞ

 

は…重々承知ですが

ここは一つ…

 

そう頭を深々とさげるチェ尚宮

 

まだわなわなと震えた状態で

ウンスを見て立ち尽くしている

チェ・ヨンの頭を下げるように

 

また飛びあがってぱんと叩くと

 

ようやくチェ・ヨンは

 

はっと我に帰り…

何が何やら

だが条件反射で王に頭を下げる

 

 

もうよい

 

よいから

 

チェ・ヨン

 

ここへ

 

そう言い自分の前に座らせる

 

 

今日はすまなかったな

そなたの大事な日であるのに

このように大勢で邪魔をして

 

 

だがな

 

私も王妃も

 

ようやく幸せになれた

お前たちを見たかったのだ

そして一献傾け

今一度祝杯をあげてやりたかったのだ

 

 

ただそれだけなのだぞ

 

 

さすればすぐ帰ろうと思っていたのに

このようにいろいろと

 

よく次から次へと

このようにいろんな事件が

起こるな

 

テジャンと医仙の周りには

 

どうしてなのだ?

なぜか聞いてみたいものだ

本当に

 

私と王妃など見てみろ

 

静かに静かにただ静かに

愛を育めておるのに

 

どうしてお主たちは

このようにいろんなことが起こるのだ

 

少し心を落ち着けて

自分達を見つめたらどうだ?

 

 

 

安心しろ

 

テジャンも医仙も逃げてなどいかぬ

 

他の者のところにもいかぬ

 

誰も取らぬから

 

少し許容範囲を広げてみたらどうだ?

さすればそのように

許せぬ

許せぬと

騒いで

 

いろんな騒ぎを起こすこともなかろう

 

まったく

テジャンは…

 

ウンスのこととなると

そなた…十代以下だな

 

私も今までは人のことは言えなかったが

今はそなたよりはましだぞ

よほど大人だ

 

少しはいつものテジャンを取り戻せ

チェ・ヨン

 

ウンスが可哀想だぞ

そのように怒ってばかりでは

 

 

 

 

んんんん…

 

そう黙り込むチェ・ヨン

 

言われていることは

至極もっともなことで

 

そのようなこと

 

分かっている‼︎

 

そう心の中で叫んでいた

 

そして王に言う

 

 

分かっているのです

俺は

全部

頭では…

 

でもウンスが視界に入ると

どうにかなってしまい…

 

このように…

 

思わず…

 

 

俺をどうか

まともな俺に戻してくれませんか?

 

そう呟いてしまったチェ・ヨン

 

 

はああああっ?

 

皆また驚くと同時に一斉に

 

ぶっと

 

吹き出し

 

そこにいた

ウンス以外の全員が吹き出し

 

そしてそこにちょうど入ってきた

 

チャン・ビンとミソンも

その言葉に出くわし

 

その前段を聞いてなかったが

すべてがわかり…

 

同じく吹き出した

 

 

 

ははははは

チェ・ヨン

 

面白すぎるぞ

お前

 

そう言ってチャン・ビンが

 

あの先ほどまで涙を流し震えていた

チャン・ビンが

 

いつも静かに穏やかな顔しか見せぬ

チャン・ビンが

 

大笑いしている

 

その姿をみてなにやら周りの者も

少しほっとして

 

皆 声を合わせて笑い出した

 

 

心からの笑顔と笑いがどんどん増幅する

その酒屋

 

 

王が立ち上がる

 

さあ皆 杯をもて

 

この名酒が注がれた

滅多に飲めぬ酒が注がれた

 

杯を持て‼︎

 

そう言う王

 

慌てて酒屋の女主人が

 

新しい酒瓶を取り出し皆に杯を渡し

酒を注いで回る

 

へ?

 

なんで?

 

まだ…あった…の?

 

このおいし~~~~いお酒

 

そうろれつが回らぬウンスが

そこだけ目ざとくみつけて言う

 

うううううううっ

 

チェ・ヨンの顔が赤くなる

 

よくも俺のとっておきを

女主人めっ

チュンソク後でみてろ

 

あ…あんなに…注いだら

なくなるではないか

 

俺のとっておきの…俺だけの酒が…

 

そう目が怒りで赤くなるチェ・ヨン

 

 

 

そのようなこと我関せずの王

 

さあ皆杯を持ったか?

 

これ以上ここにいて

これ以上この酒を飲むと

 

またチェ・ヨンが怒り

ひと騒動もふた騒動も起こすからな

雷光など落とされたらたまらぬゆえ

 

この祝杯をあげたら

私たちは撤収だ

 

よいなっ

 

この杯幻の一品

 

テジャンが大陸から苦労して

取り寄せたものだそうだ

 

心して飲むのだぞ

 

よいなっ

 

そういうと皆

うれしそうな顔で

 

はいっ

 

そう言う

 

 

では

 

テジャンと医仙の揚々たる前途を祝し

 

そしてテジャン…

 

そなた倭寇残党

決して深い追いはするな

 

この度は我らの力を見せればそれで

よいのだからな

 

分かったな

よいな

 

それをここで誓え

さあ

 

そう言う

 

で…でも 王様

今打っておけば後が

 

ほら やはり

 

思ったとおりだ

 

そなた達 戦から帰ったら

祝言のあとは謹慎処分なのだぞ

 

忘れたのか

 

早く謹慎させねば俺の面目もたたぬ

 

だからこの度の戦は長引かせるな

 

力を見せつけるだけだ

 

よいな 王命だ

 

うなだれて王命を聞くチェ・ヨン

 

 

 

 

は…はい…

 

 

分かりました…

 

 

そう言うと

 

では二人の前途を祝し

そして今チェ・ヨンの誓いの言葉を

皆で聞いたことを記憶するとともに

祝し

 

 

乾杯っ!!

 

 

そう言うと

 

王がぐいっと飲むのを見届けてから

皆も一斉にその美酒を飲み干した

 

 

うまい…うますぎる…

 

このような酒どうやって手にいれたのか

 

チェ・ヨンは…

 

そう思う一同

 

 

 

お…俺が何年もかけてようやく手に入れた

この美酒を

 

よくも…

 

 

王様や王妃様は良いとしても

 

チュンソク テマンなどまで

ゆ…許せぬ…

 

 

あああ

 

 

またびりびりと

 

そうなってきたところに

ウンスがチェ・ヨンに抱きついた

 

ヨン~♡もう一杯♡♡

 

 

ああああっ

 

 

ウンスそなた

また…

慌てて口をふさぐチェ・ヨン

 

 

そのような声を…

よくも

皆の前で

ウン…ス…

 

俺以外に聞かせるなどと…

お前…

チェ・ヨンが一人わなわなと

怒る中

 

 

皆が顔を真っ赤にしてうつむく

 

 

 

も…もうよいわ

さあ皆帰るぞ

全員撤収だ

チェ・ヨンとウンス以外は

 

そういう王

 

は…はい・・・

そそくさと従う一同

 

 

いまやあのチャン・ビンも

なんとなく笑っている顔で

ウンスとチェ・ヨンを一目みると

 

皆と一緒に酒屋を出て行った

 

 

 

お前

後でどうなるか分かっているだろうな

 

崔家の嫡男ともあろう男が

この恥さらしめっ

 

チェ尚宮はそう言うと

 

今度はチェ・ヨンのお尻をひっぱたき

 

いい加減にしろっ

 

その大きな足をふんずけて

出て行った

 

 

皆出て行ってしまった酒屋

テマンとミソンヘジョンまで

出て行った酒屋

 

スリバンだけが外にいる

 

 

またここでも

思いがけず

 

女主人と

ウンスとチェ・ヨンだけに

なった

 

ひくついているウンス

 

どうやら禁酒がすぎたようで

この美酒がきいたようだ

 

ん?

 

もしや?

 

そうではないのか?

 

 

ウンス…

 

お前~~~~!!!

 

いい加減にしろっ

 

飲んだな

一杯以上飲んだな!

 

そう問い詰めるチェ・ヨン

 

ウンスの机の下に酒瓶が

三、四本落ちている

 

これどうやって飲んだのだ

一杯だけと言ったろう?

 

俺との約束守れないのか?

お前は

 

酒くらいも守れないのか?

 

へ?

 

だって…美酒は一杯って

いったでしょ…

 

他の酒ならいいじゃない

だったら

 

そう言って

 

先ほどの美酒の残りがないか

酒瓶を探っている

 

だれが飲ませたお前に‼︎

この酒‼︎

 

だれが!

 

問い詰めるチェ・ヨン

 

へ?

 

えっとね

それはね

 

チュンソクさんとテマンさんに

こしょっこしょっって

耳たぶのとこで囁いたら

 

いそいそと持ってきてくれたわよ

 

 

あ…あ…あ…

あいつら!

 

許せぬ‼︎

 

それにこしょこしょ?

 

耳たぶ?

 

ささやいた???

 

 

許さぬ ウンス絶対に許さぬぞ

お前!

 

 

俺はもう飲むからな

 

どうなっても知らぬぞ

よいな

 

お前の世話など

俺はもう焼かぬゆえ

勝手にしろっ

 

よいなっ

 

飲むからなっ

 

 

ほら 女主人!

 

早く持ってこい

あれを

 

は…はい…

 

でもいいのですか?

 

それも開けてしまうと

もうなくなってしまいますよ

 

いいのだ

また入手するから

 

俺にはそれを

 

このどうしようもないウンスには

こんな高い酒は飲ませる必要ないからな

 

せっかくお前と飲もうと

三本とっておいたのに

残り一本になってしまって

 

俺との約束を守れぬ奴には

やる必要がない

 

ほら早くもってこい

俺は今日は飲むぞ

 

これ全部自分で飲むからな

一気だ

 

 

は…はい…

 

そう言いチェ・ヨンにとっておきの

美酒を持ってくる女主人

 

ウンスはチェ・ヨンににじり寄った

 

ヨン~♡

一緒に飲もう♡

 

おねがい

一緒に

ねっ♡♡

 

もう炸裂だ♡が

 

知らぬ

お前はそっちを飲んでろ

 

まだ拗ねて怒っているチェ・ヨン

 

ウンスのあのみだらな姿

ウンスのあのみだらな声

ウンスのあの俺との約束を

平気で破るあの性格

ウンスのあの他の男に耳たぶに

こしょこしょ話を平気でする

あの天然さ

 

もうもう許せぬっ

 

チェ・ヨンの堪忍袋の緒が切れた

 

びりびりとしっぱなしのチェ・ヨン

 

 

ヨン~

いいじゃない♡

一杯♡

 

そうチェ・ヨンの腕に触れた瞬間

ウンスはまた

 

はあああああっ

 

もうもうもう

 

頭を抱えるチェ・ヨン

 

そなた!誰でも良いのか

まったく

酒なら誰でも‼︎

 

 

そう言って美酒を口に含むと

ウンスの顎を掴み

くいっと自分の方を向け

 

その唇を無理やり割って

美酒をとくとくと流し込んだ

 

しびれを持つその手で顎を掴み…

 

もう二重にも三重にも

しびれまくるウンス

 

あああああああっ

ヨ……ン……

 

おかし…く…なっちゃ…う…

 

そう言うウンス

 

怒りがまだ解けぬチェ・ヨン

 

そのようになっているウンスを見て

言う

 

ウンス…

よいか

 

もう一度だけ

これが最後だぞ

 

次やったら俺は本当に知らぬからな

 

俺以外の男に

触れるな

 

そう言ってるだろう?

分かったか

 

お前は俺の妻なのだ

俺の女なのだ

 

よいな

 

何があろうと

酒が入ろうと

絶対だ

そこ 絶対によく覚えておけ

 

分かったらなもう一杯やるが

どうする?

 

ウンス?

 

 

わかり…ました

今度…こそ

 

私お酒を前にしても

絶対に気をつけるから…

 

触れないようにするから

 

 

本当だな

約束だぞ

 

約束の杯だからなっ

 

先ほどの王の受け売りだろうか…

チェ・ヨン

 

そう言うと

 

実は先ほどからしたくてしょうがなかった

酒流し込み口づけをもう一度

 

この美酒お前のために入手したのだぞ

必死にいろんな手を使い

 

たまには俺の気持ちも汲んでくれ

ウンス

お願いだから

 

そういうと今度は切なそうな顔で

美酒をもう一度自分の口に含み

 

その美酒を待つウンスの口に

今度はぐぐぐっとではなく

 

舌からちろちろと数滴ずつ

落としていく

 

もっと…

 

いっぱい…

 

欲しい…

 

 

そういうウンス

 

 

いっぱい欲しい?

 

そうなのか?

 

ウンス…

 

うん

 

いっぱいちょうだい…ヨン

 

美味しすぎる

このお酒…

 

おいっお前っ

酒か‼︎

 

俺ではなくっ‼︎‼︎

 

許さぬぞ

本当に…

 

 

ああ…この先この美酒一本を

飲み尽くすまで

 

そして酒屋の酒をありったけ

飲み尽くすまで

 

二人の口づけwith酒は続いた

 

もう顔も真っ赤

頭もぐるぐる

口はでろでろ

 

めちゃくちゃな二人…

 

女主人が言う

 

お水…もってきましょう

もうそれくらいにして

 

こちらの秘密の部屋に

支度してありますから

少しそちらで休まれて…

そちらで

 

ほらもうこんなところで寝ないで

二人とも

 

 

とにかく

お水のまないと明日大変ですよ…

 

そう言いチェ・ヨンに水を渡す

 

ウンス…水…だ

 

み…ず…をくれ

 

俺に

 

みず…を

 

 

お水?

 

分かった

 

お水ね

 

じゃあヨン自分で飲める?

 

 

飲めるわけないだろう?

 

 

ほらあれだ

浴槽でしてくれたように

ほら早く…

 

そう甘えて口を開けるチェ・ヨン

 

もう…

私があげるの?

 

まったく

私の方が結局強いんじゃない

 

ヨンたら

 

そう勝ち誇ったような顔で

チェ・ヨンに水をあげようと

 

ヨンの唇に水を流し込もうと

軽くふれたら

 

吸い取られた

 

 

いつもの調子で

きつく吸われ始めた

実はチェ・ヨンは酔ってなかったのだ

まったくもって

 

 

ちゅうぅううう

 

つうぅうう

 

ちゅぅっっう

 

また始まった

 

結局この勝負

チェ・ヨンの勝ち…のようだ

 

だがウンスに約束を守らせることが

どうしてもできぬゆえ

 

そういう意味ではウンスの勝ちか?

 

やはり…

ウンスにとって

 

酒>ヨン

 

なのだろうか?

 

いやいやいや

そのようなことはないはずだが…

 

 

そしてこの先…

この二人は…

 

障子の部屋に戻るのか

 

それとも

 

新たな秘密部屋に行くのか…

 

それはどちらだろうか…

 

 

その続きはまた夜に…

 

 

 

image

どうして俺との約束が守れぬのだっ

ウンス

酒と俺とどっちが大事なのだっ

 

 

 

 

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8 Comments

yukiukiyon  

8. Re:こんばんは

>でんべさん

コメありがとうございます♡
面白かったですか?
ふつ~にLove書いてるつもりが…

ええっつスケベですか?www

ヨン=お酒ですね
ああ!そうですね。
ヨンがお酒口で飲ませてくれますからね!
さすがです♡

2016/03/24 (Thu) 20:26 | EDIT | REPLY |   

でんべ  

7. こんばんは

面白すぎる!(笑)

スケベだけど…笑える!
いやいや、ヨン=お酒…(笑)

ウンスにとってはこうかな?(笑)

2016/03/24 (Thu) 18:54 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

6. Re:飲まずにはいられない

>marumomoさん

コメありがとうございます♡
ウンスの椅子の下に酒瓶が
転がってるの目に浮かぶ
そして必殺こしょこしょで
もってこいとチュンソクに頼むなんて
ヨンかわいそすぎる

ヨン…ウンスに翻弄されて
怒り、怒られ…あああもう…

切れるのも無理がないかも
と思ってしまいました。
お仕置きは口づけwithでぃ~ぷキス
しかないですね
(懐かしい想いシリーズの時に
テマンが騒いでたな。初めてヨンとウンスが
キスした時のこと…)

今日はどの部屋で…???
あ~もう
なんなんだ~(^_^;)

2016/03/24 (Thu) 18:05 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

5. Re:無題

>あきたさん

コメありがとうございます♡

ヨン ウンスのこと好きすぎて
ほんと独占欲強くて
他の男は絶対ダメ
ここは絶対に外せない!!

そうなってくると
ウンスの天然が大変で
こんなにダメって言ってるのに
酒が絡むと忘れちゃって約束を守ってくれないし
いらいらマックスです(ホント可愛そう)
これは実力行使にするしか・・・ない?

ヨンがいつもウンスに言い聞かせ
そして怒っているのは
やっぱりウンスのせいでしょうか…(^_^;)

2016/03/24 (Thu) 18:01 | EDIT | REPLY |   

marumomo  

4. 飲まずにはいられない

こんにちは~(^^)

ヨンもまさか10分くらいは大丈夫と思っていたみたいですね~

甘い甘い(^з^)-☆

ウンスのお酒すきそうですもんね
でもきちんと美酒は一杯だったよね~~
他のを飲んだけど(笑)

ヨンが子供みたいに怒って、雷光まて落としちゃうなんて(^^)
王様もわらっちゃいますよね(^o^)

口うつしのお酒はヤバイでしょ♡♡♡

今宵は大丈夫かな??
ヨンは酔ってないからいいが、
ウンスは~~♪

秘密に行っちゃうのかな~~(≧∇≦)

2016/03/24 (Thu) 17:42 | EDIT | REPLY |   

あきた  

3. 無題

こんにちは。 ヨン かわいいですね! 独占力も すごいです!

2016/03/24 (Thu) 16:33 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

2. Re:美酒最高!

>91714hahaさん

コメありがとうございます
yun?

王様…ずっと言いたかったのはこれだけ
だったのにすごく長く待たせてしまいました
秘密の部屋はどうでしょう?www

実は…スリバン街の地図を書いてまして…
近々アップしますので
お楽しみに…
最初から全部書こうと思いましたが
寄ったところから記載してくことに
しました…(書き方はあくまで予定w)

2016/03/24 (Thu) 15:57 | EDIT | REPLY |   

91714haha  

1. 美酒最高!

お酒>yun(小文字)でしたヽ(゚◇゚ )ノ
王様初めて王様らしかったかも

スリバン街各お店に秘密の部屋あるの?
美酒に酔ってウンスに酔って・・・
続くのでした(*^.^*)

2016/03/24 (Thu) 15:31 | EDIT | REPLY |   

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