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新たなる戦い21 ーヨンとウンスの初でえと 小物屋でチェ尚宮怒る ー

 

お前たち!

いい加減にせよっ

 

その怒鳴り声が

 

雷が落ちたかのような

声が響いた時

 

 

ああ…なぜ…

 

 

はっとして振り向くよりも先に

その言葉がチェ・ヨンの顔を覆った

 

 

誰が見てもすごく残念そうな顔

 

 

そのように言われても

この手は離さぬ

 

そのように言われても

俺はウンスに口づけをする

 

 

そのような気迫すらも漂い

もはや意固地になっている

様子がありありと分かる

 

 

あのような声

放っておけばよいのだ

 

 

そのようにも想い

その声を全く無視して

事を続けようとするチェ・ヨン

 

 

 

だがさすがにウンスは

理性をすぐに取り戻し

 

思わずチェ・ヨンに

 

 

ヨンだめよ…

今は

 

 

そう言い躰を離した

 

 

ああ その時の

チェ・ヨンの悲惨な顔といったら

もう…

 

この小物屋に入ってからというもの

 

 

大事にずっと用意してきた

柘植の櫛は素直に

受け入れてもらえず

小競り合いすらして

 

猛った想いも

何もせぬまま

 

ウンスには躰を離され

 

そして

今一番会いたくない

唯一の肉親

 

チェ尚宮が

俺たちを

この俺たちの事を見ている

 

 

なぜなのだ…

勘弁してくれ…

 

 

そのような声が聞こえてきそうな

チェ・ヨンの顔

 

 

このような顔つき

これまでにもチェ尚宮に

何回もしてきたが

 

今日という今日は

その肩を大げさすぎるほど

落とし

 

そのうちそれが怒りに変わり

 

 

チェ尚宮の前を通り越して

テマンやスリバンを

怒鳴りに行こうとした

 

 

一体お前たち何をしていたんだ!

 

と…

 

大股で鬼の形相でチェ尚宮の前を

通り過ぎようとした時

 

 

思わず出された足に引っかかり

その大きな図体が

いとも簡単に前のめりになり

 

床に手をつきそうになる

 

だがそこは人並みをはるかに超えた

体力であったゆえ

すんでのところで体制を保った

 

 

その足を突き出した人は

 

もちろん

チェ尚宮

 

 

そして体制を崩したヨンの頭を一つ

 

ばしっと

 

思いっきり叩き…

 

いやそれはかなりの強さだった

 

ウンスも

女主人も

 

そしてその入り口に立っていた

 

王妃も…

 

 

え?

なぜここに

王妃が?

 

 

そしてよくよくみると

その先には

チャン・ビンまでいる

 

 

 

 

ああなんなのだ

これは…

 

俺とウンスの初でえとが

台無しではないか

 

どうしてくれるのだ

このように夜も深まって

こようとする時に

 

このような夜に

 

王妃様まで出歩いてくるとは

一体どういうことなのだ

 

ま…まさか…

 

王様はいないよな

まさかな…

 

 

そう思ったチェ・ヨンだったが

そのまさかも

 

その通り…当たっていた

 

 

皆ここが安全な街と知っているゆえ

ここなら

 

王宮との連絡係で

王宮まで一旦戻ってきた

迂達赤数人と

ここまで来ればよい

 

チュンソクもいることだし

大丈夫だろう

 

王はそう思い

王妃とともに

二人きりでいる

チェ・ヨンとウンスにあやかろうと

いや…実は冷やかそうと

 

今晩くらいしか

近々ではそのようなことできぬ

めったにない機会ゆえ…

 

 

王妃から

チェ・ヨンとウンスの

事の顛末を聞いた

王の画策で

 

皆でここまでやってきていたのだった

 

 

 

ああ…

お願いだ

俺を放っておいてくれ

 

一晩くらいよいではないか

たった一晩だぞ

 

明日からはまた

後方支援部隊だ

 

いくら俺の館で

その一つを

俺とウンスが使えるといっても

 

隣の二つの館には

迂達赤がわんさかといるのに

 

ゆっくり

二人きりになどなれぬではないか

第一気持ちが休まらぬ

 

そのうえ戦もあるのに

 

 

 

今夜だけは始めてウンスと二人で

ゆっくりとぶらぶらできる

そう想っていたのに

 

何を考えているのだ

この方たちは

 

 

 

チェ・ヨンは先ほど崩しそうに

なった体制から体を戻していたが

 

もう気持ちが打ちひしがれ

願望が打ち砕かれ

 

そして

自分が緻密に…

これ以上ないほどの緻密さで

計画してきた

この二人の初でえとが

 

もろくも崩れ落ちていく気がして

 

 

思わず膝を折り床につけると

がくっと頭を垂れた

 

これまで見た事ないような

あまりにがっくりきている様子に

 

 

周囲のものも

 

少しやりすぎたか…と想うのと同時に

これほどまでにチェ・ヨンは

この初でえとを楽しみにしていたのかと

いうことがようやく実感としてわかり

 

少し可哀想な気もしてきた

 

 

 

ウンスがその様子をハラハラ見ていて

 

どうしようかしら

ヨン可哀想すぎる

 

でも叔母上も怖いし

この先嫁としていじめられないかしら?

 

まあ叔母上はそのようなことは

しないでしょうけれど…

 

 

王妃様も

チャン先生

までいるなんて

 

一体私たちのこといつから見ていたの?

 

そのようなことを想うと

顔から火が吹き出しそうで

 

ヨンのうなだれる姿を見ながら

立ち尽くすしかなかった

 

 

だが…どうみても

ヨンの気持ちが痛いほどわかり

夫のヨンが可哀想すぎる

 

 

もうこの光景を見ていたら

なんだか涙がこみ上げてきて

 

泣き始めてしまったウンス

 

最初は声もなくただ涙を

一粒二粒落とすだけだったが

 

だんだん色んな想いが

混ざり合ってきて

ウンスもまた…

 

今晩ヨンと二人きりで

ゆっくりできると思ったのに

 

なんだかそのようなヨンの想いが

 

ウンスの心にも同様に突き刺さってきて

二人の心が見えない糸で結び合わさり

 

二人の心同士

悲しい涙を溜め始めていた

 

 

 

その涙を流すウンスを見つめながら

一つ頷くと

 

 

ヨン…

 

 

静かにチェ尚宮が言葉をかけた

 

ヨンの肩をさすりながら

ゆっくりゆっくりとさすりながら…

 

 

 

お前の想いはわかる

よくわかるぞ

これまでどれだけ溜め込んできたか

 

 

それがようやく叶ったのだ

 

 

いろいろとしたいことは

たくさんあるだろう

 

 

だがな

そう急ぐな

 

 

これからお前たち二人の人生は

長いのだ

 

 

もっとゆっくりいけ

 

 

確かに目の前に戦

その状況を考えれば

心がざわめきゆっくりとなど

してられぬ

 

 

そう想う気持ちはよく分かる

 

 

だがそう慌てては

成せることも成せぬぞ

仕損じることだってある

 

 

よいな わかったな

ヨン

 

 

 

ヨン…お前は我が甥

私のたった一人のかわいい甥なのだぞ

お前は

 

 

 

そう言いながらチェ尚宮は

祝言後

ようやくゆっくりと

チェ・ヨンに言葉を

かけることができた思い

 

 

 

内心では

 

ヨンのこのような嬉しそうな姿を

自分が生きているうちに見ることができ

本当によかった

 

あとは孫…いや私の本当の孫ではないが

いや孫だ 絶対に

 

赤ん坊さえ見られれば

もう満足だ

 

この二人

これほど愛し合っているのだ

大丈夫だ

この先なにがあっても…

 

 

そう想いながら

ゆっくりゆっくり背中をさする

 

 

チェ・ヨンは

チェ尚宮の言葉を聞きながら

 

 

そのようなこと

百も承知だ

くそっ

本当にもっともなことを

言って

 

そのように呟いていた

 

しかし

両親がいないチェ・ヨン

 

そのような自分もわかっていることを

改めて言い

釘をさしてくれるチェ尚宮を

愛しく…

いやありがたく

本当にありがたい存在と感じ

 

 

いつまでもいつまでも

元気で生きて

俺たちをそして俺たちの子を

見護ってくれよ

そう願っていた

 

想いが通じたことがわかったチェ尚宮

 

するとまた先ほどまで

心を込めてさすっていた手で

ばんばんっと

チェ・ヨンの肩を叩くと

 

それにしても

お前やりすぎだ

このようなところで

 

まあ二人の口づけくらい見てからでも

よかったが…

 

あれはだめだ

あの口づけの仕方はここではだめだ

 

皆が見ている前でなど…

もう少し分別を持て

 

お前…どうしたのだ

テジャンであろう?

 

 

 

 

そのようなこと

俺には関係ないっ‼︎

 

 

 

 

さきほどのチェ尚宮への

優しい想いなど吹っ飛び

今の自分の気持ちを

正直な気持ちを叫んでいた

 

 

 

 

俺の好きにさせてくれ

今日だけは

お願いだ

 

 

 

そう泣きそうになりながら

苦しそうに言うチェ・ヨン

 

 

すると…

ウンスがチェ・ヨンの

胸に飛び込んできて

 

 

ヨン

大丈夫よ

皆わかってくれているのよ

 

大丈夫…

大丈夫だから

 

そう言いながらチェ・ヨンを

抱きしめる

 

 

チェ・ヨンもわかっていた

わかってはいるが

 

至極もっともなことを言われると

気持ちが抑えきれないのだ

 

 

 

王妃が静かに言った

 

 

チェ尚宮…

 

私たち…

マンボ兄妹も帰ってきてるみたいだし

向かいのクッパの店で

少しご飯でも食べて待ちましょう

 

 

チェ尚宮もわかっていた

わかっていたが

どうしても親心

一言余計なことを言ってしまう

 

 

ヨン

よいな

とにかく分別だけは保てよ

いくら今日だけといってもだ

 

よいな

 

 

そういうと

チェ・ヨンの肩をぽんぽんっと

叩き

 

行きましょう

そういう仕草をして

 

チェ・ヨンとウンス

 

そして女主人の三人だけを残し

 

 

店の扉を

 

ばたん

 

と締めた

 

 

はあっと息をつき床の上に

座り込むウンス

 

 

ねえ…ヨン

 

私ほんとに疲れた

もうだめかも

 

ああそうじゃない

 

ごめんなさい

そうじゃなくて

 

柘植の櫛ほんとうにありがとう

あなたが♡を持っていたいなら

いいわ

 

それで私の髪をとかしてね

毎朝…毎晩…

 

お願いね

 

そういうとチェ・ヨンの頬に

 

ちゅっ

 

とキスをした

 

 

血の気の失せていた頬が

みるみるうちに赤くなるチェ・ヨン

 

 

ウンス…

そう言うと

 

 

ウンスの肩にもたれかかるように

身を任せ

しばらく

二人…床の上に

放心したように座り込んでいた…

 

 

image

俺は叔母上が怒ろうと離さぬ

ウンスを…

 

===============

 

な…なんと

水槽メンテさん

家庭教師さん

 

そしてもう二人いた

姪と妹が

一斉に帰り

それぞれの話を聞かねばならず

 

ロスタイム45分

 

さらには水槽メンテさん

なぜまた戻って来る…

 

おい…

電源の確認にって…

 

というわけで

遅くなりました

もう一シーンいれたかったですが

それは次で

 

===============

 

 

 

 

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2 Comments

yukiukiyon  

2. Re:やはり

>marumomo殿

す…すまぬ
さきほど12時までにあげるぞと
yukiyonと3分の1くらいまで
書いたところで…
おお…今日ななんという日なのだ

やはり木曜はだめだった
もっとふりいな日でなくては
今日がwebMTGということを
すっかり忘れておった…
時差が…ああ時差
なぜここはファーなのだ
ファーすぎるぞファーイーストすぎる

いまおわったところだ
もう寝られたな…
すまぬ

このあと書いてあげておくゆえ
朝よんでいただけるとありがたい
ところで
俺…ちょっと子供すぎるだろうか
今までが寡黙すぎて
鬱積しすぎておった

俺の本質はじつは
このような男ではなかったのかと
おもっている
いまでは

だからテジャンはチュンソクに…
まあおいおいそのように…

はあああしかし
会議とは iphoneしっかりしてくれ…
俺は泣けたぞ

今度は予定をしっかり見てから
こういうことをやるゆえ
許せ…

ヨン

2016/03/18 (Fri) 01:04 | EDIT | REPLY |   

marumomo  

1. やはり

こんばんはー(^^)

やはりヨンを叱れるのはチェ尚宮しかいないと
おもってましたがまさか王様王妃、チャンビンまで来ているとは思いませんでした(≧∇≦)

素直に気持ちが表れるヨンは、本当に可愛いです。

チェ尚宮も、可愛くてしょうがないのが見え見えですよね(^o^)

20日でえとですもの、はりきりますよ(^o^)

がっかりしたヨンが、ウンスのほっぺにチューで
元気になるところ好きです(笑)

では次をまってます♪

2016/03/17 (Thu) 23:46 | EDIT | REPLY |   

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