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あふれ出る想い 番外編1ー宴での出来事ー

 

先ほど執り行われた

チェ・ヨンとウンスの仮祝言

 

仮とはいうが

チェ・ヨンの

ウンスを想う愛が

これでもかとあふれる

 

本当の祝言を超えるような

立派なものであった

 

 

あの無骨なチェ・ヨンが

ウンスに少しでも

喜んでもらえるようにと

 

やり慣れないことを

 

精一杯の想いで

精一杯背伸びして

一人で準備した

 

 

 

毎夜毎夜考えた

一人で考えた

 

ウンスの両親の写真を

入れた首飾り

 

 

当日

 

まだウンスとの想いを

違えている時に書いた恋文

 

高麗一の墨となるよう

心を込めて硯ですり

想いを込めて書き上げた

 

 

当日

 

簡素な祝言ゆえ

せめてもの飾りにと

 

ウンスの好きな黄色い小菊

花と香りで満たし

ウンスの心を癒したかった

 

 

一つ一つ何も言わず

誰に相談もせず

ウンスにさえも相談せず

用意した

 

そんなチェ・ヨンの

必死な想いが

 

ようやくウンスに通じ

 

宴に参加した全員に

伝わった

 

 

 

ウンスは今仮祝言を終え

チェ・ヨンを見ながら

思っていた

 

 

ウェディングドレスとかは

来てないけど

もう私これがホントの

結婚式でいいわ

 

これ以上のものは絶対ない…

 

ヨンのお父さんお母さんの

言葉と形見もいただいたし

 

オンマとアッパも

ヨンがプレゼントしてくれた

ロケットペンダントで

 

こうして私の胸にいつも

一緒にいることができるし

 

 

そしてここにいる皆

なんといって高麗の

王様と王妃様までいて

 

しかも私の夫は

あのチェ・ヨン

 

歴史の教科書で

見ていたのとは

全然違って

 

身長だってあれは絶対

190センチくらいあるし

脚もめちゃくちゃ長いし

なんといっても顔が…

すごくかっこいい

 

外見のことばかり言ってるけど

一番素敵なのは

チェ・ヨンの気持ち

 

恋愛なんて

ほとんどしたことないのに

超不器用なのに

こんなに

こんなにも一生懸命に

ひたむきに

私のこと離すまいと

頑張っている

 

自分の重要な任務さえも

放って

 

そして

 

第一の信義は私…

そういってくれた

 

 

確かに

仮とはいえ祝言…

それなのに

段取りも打ち合わせなど何もなく

 

それでも言われるがままに

ここまで来た

 

だって

横にチェ・ヨンがいたから

ヨンが夫婦になりたいって

言ってくれたから

 

こんなドタバタな祝言でも

立ってられた…

 

今日という一日は

一気にいろんなことが進みすぎて

 

さすがの私も疲れたな

頭もなんだかぼやっとする

 

 

そんなことを想いながら

チェ・ヨンの顔を見つめていた

 

 

 

チェ・ヨンはと言えば

今や自信にあふれているはずの

男…ではなく…

 

 

ウンス

すまない

 

ウンス

許せ

 

 

俺は一体この言葉を

何回言ったのだろう

 

詫びてばかりの俺

 

これでウンスを護り

喜ばせることができるのか…

 

ここまできても

正式な夫婦となっても

 

やはり俺には自信がない

 

ウンスが俺を信じてついて

きてくれるという

 

確固たる自信が…

 

どうしたら

チャン・ビンのように

あんなに冷静に

あんなに静かに

あんなに優しく

 

いられるのか…

 

俺はウンスの事となると

すぐ頭に血がのぼり

勢いで行動してしまう

 

冷静沈着を貫いてきた俺なのに

これは一体どういうことか…

なぜなのか…

 

ウンスのこととなると

俺はだめな…

本当にだめな男なのだ

 

すまぬ

ウンス…

 

やはりそう言ってしまう…

 

 

二人は見つめ合いながらも

視線と想いは互いの顔を通り越し

その先をみながら

ぼんやりと考えていた

 

一種の高揚感から来るものか

激動の一日を祝言で終える

こんな一日があるものなのか…

 

と一種の心地よい疲労感も

感じていた

 

 

 

周りの迂達赤は

酒を飲みながらも

 

ずっと見つめ合ったままの

二人を見て

 

あれは一体いつまでああしているのか

 

とついには賭けが始まった

 

褒美は

 

明日の先鋒

一番勝ったものが先鋒を取れる

 

さすが迂達赤

我こそ先に…

そんな精神にあふれている

 

そこにチャン・ビンがやってきた

 

皆一瞬静まる

 

なぜならチャン・ビンが

チェ・ヨンとの恋に負け

恋破れたばかりの男と

すでに周知の事実となっていたから…

 

この二人の高麗を代表するとも言える

青年たち

 

その二人ともが天界からきたお方

を想うとは…

 

ウンスは一体ともにすごすと

どれほどの女人なのか

 

やはり想像を超えるほどのお方

なのだろう…とも思っていた

 

チャン・ビンが言う

 

あのチェ・ヨン

実は今まで何をしていたか知っているか?

 

チャン・ビンがそこにいる

迂達赤に言う

 

皆息を飲む

…まさか…

 

旧友と思っていたチャン・ビン

恋に破れた腹いせに

洗いざらい俺たちに教えてくれるのか?

 

恋ごとには割と強い方の

トルベが言う

 

チャン先生は見たんですか?

二人がその……ところを…

 

 

テマンがその騒ぎを聞きつけ

 

チャン・ビンに狙いを定め

蹴りを入れようとした時

 

お前たち

あのうぶな男がテジャンだなんて

本当にかわいそうだな

 

そう言った

 

拍子抜けするテマン

 

後からすぐに寄ってきた

チュンソクもその手を下げる

 

 

二人を横目で捉え

 

俺をそんな男と思うのか?

 

という眼差しを遣りながら

 

おまえら普通女人と二人だけで

しかも想いあっている二人なら

どうする

 

そりゃあもちろん

押したお…

 

とトルベが言いかけ

耳をチュンソクに引っ張られる

 

そうだろう?

 

とチャン・ビン

 

ところがだ

あのテジャン

 

お前らも見ただろう?

前もテジャンの部屋で

二人きりだったのに

仲良く手をつないで

喋っていただけの事件を

 

 

うんうんと皆うなづく

 

あれにはびっくりしました

 

とトクマンが言う

 

まさか寝台に押し倒しておいて

そのあと手をつないで

ずっと喋ってただけなんて…

 

だろう?

そういう奴なのだ

あいつは

全く情けないと思わないか?

大のテジャンが…

 

そこは少し微妙な顔をする

迂達赤

 

決めて欲しい気もするし

やはり

祝言前は…という気もするし

 

でもどちらかというと後者だろうか…

 

 

でだ

 

今回は何をしていたかというとだな

 

チャン・ビンが皆に

こっちへ寄れ

という手振りをすると

皆一斉に顔を寄せた

 

 

 

…………………だ

 

 

え~~~~~~~~~っ

 

一同驚きの声を上げる

 

あのテジャンが?

本当に医仙様がそのようなことを

されたのですか?

 

 

もうテジャン…

これから大丈夫かな

 

そんなことで…

 

今夜は初夜なのに

本当に大丈夫なのですか?

それで

 

やはりチュンソクが

いろいろと教えた方がよいのでは…

 

とそれぞれがそれぞれの

想いを口にする

 

それほど強烈なテジャンのうぶさ加減

 

男たちには若干微妙な空気が流れたが

テジャンの名誉は逆に守られた形となった

 

女官や武閣氏たちには

いつも寡黙ででもやる時にはやる

そんな素晴らしいテジャンとの

大きく異なるその出来事が

逆に魅力に思えたようで

 

ますますテジャンに恋い焦がれる

女人が増える結果となってしまった

 

その場にいる者たちにその噂が

浸透したころ…

 

 

上機嫌で王妃と話をしていた王が

 

 

余と王妃はそろそろ失礼する

そなたたちも明日の昼には出発だ

 

今日はこれで散会し

準備をして休まれるがよい

 

明日の出陣式には出席するゆえ

身支度を整え

意気揚々と集まって欲しい

 

そういうと

 

一斉に立ち上がっていた迂達赤が

 

はい 王様

 

と礼をして

 

場を辞する王と王妃を見つめていた

 

あのお二人は今夜…

 

そう言おうとするトクマンの

口をふさぐトルベ

 

お前そんなこと言ったら

どうなるかわかっているのか?

 

そう言われ青くなるトクマン

 

 

王は

チェ・ヨンの耳元に

 

共に頑張ろう

 

そうにやっと笑いながら

声をかけて去っていく

 

チェ・ヨンは頭を垂れながら

 

頑張りなさい?

 

なんだ?

 

と本当に分けがわからない風で

王と王妃を見送った

 

今夜お二人はじっくりと

お話しをしてくださいね

手を握りながら…

 

本当にそう思って見送った

チェ・ヨンだった

 

ウンスもなんだか

今日は珍しく飲む気もしないし

お腹もすいていないし…

 

そろそろ…

 

というと

 

チェ・ヨンが

いきなり大きな声で

 

大丈夫かっ

 

と言いウンスの額に手を当てる

 

突然のことに一同びっくりして

二人を見つめる

 

何事か?と

 

 

その手をウンスが取り

 

あのねぇ

 

私がちょっと飲まなかったからって

ちょっとご飯いらないって

いったからって…

 

それはないんじゃないの?

 

確かに美味しいマッコリ

飲ませろ

 

飲ませないなんて鬼!

 

と叫んだわよ

 

この前は

 

でも私だってそんなに

飲みたい時ばかりじゃないのよ

もう疲れたから

今日は寝たい…

 

それに明日からの戦の準備というか

なにを用意すればよいか

チャン先生に聞かないと…

 

 

チャン・ビン?

 

またしても大声を出すチェ・ヨン

 

なぜチャン・ビンと相談するのだ

俺でよいだろう

そんなこと…

 

そういうチェ・ヨン

 

だって診察のことなんてあなた

わからないでしょ?

だからいいでしょ

 

 

いやそうではなく…

戦いに行くかどうかから

話し合わねば…

 

やはり今日の明日では

準備が足りぬゆえ

しっかりと準備して

後から合流された方が

良いと思うのだ

 

このようなことは

二人でしっかりと話し合って

決めようと

先ほど約束したばかりではないか

 

 

なんだ

これは初の夫婦喧嘩

というものなのか?

 

と迂達赤

 

 

 

テジャン…あの明日の朝も

早いことですし

 

そろそろ皆撤収して

準備などもしてから

就寝したいのですが

いかがしましょうか

 

 

チュンソクがまた二人の間に

割って入る形となった

 

 

ううん…

 

咳払いをするチェ・ヨン

 

どうやらウンスといると

体面というものがまったく

保てないチェ・ヨン

 

これで戦に行って大丈夫なのだろうか

 

と思ったのは

今のところまだ

 

本人とチャン・ビンの

二人だけだった

 

 

それでテジャン…

 

本日はどちらでお休みになられますか?

医仙様と夫婦になられたのですから

もちろんお二人はご一緒に

お休みになりますよね?

 

チュンソクが早くこの場を

終わらせ

二人を一緒に寝所にいかせようと

気を回す

 

いやいや何から何まで手のかかる子

いや…テジャンだ

 

俺がいなかったら一体どうする

気なのか?

 

そう思いつつもチュンソクは

少しの優越感も感じているのだった

 

 

………

 

 

テジャンからの回答がない

どうすればよいのか

まさか本当に分からないのか?

 

 

 

ウンスが

 

今日はやること

いっぱいあるんだけどな…

 

やっぱり戦の準備とか…

じゃ 二人一緒でってことなら

私の部屋はどうかしら?

 

 

さっきはテジャンの部屋で

ああなったか…

 

 

慌ててウンスの口を手で塞ぐ

チェ・ヨン

 

うぐうぐ言うウンスを

目で制しながら

 

 

ではそうしよう

支度もできるやもしれぬし

 

 

そう言うと

ようやく

チェ・ヨンとウンスが連れ立ち

典医寺へと去っていく

 

 

 

 

チュンソクはテマンを呼び

俺が行くまで二人を

ちゃんと見てろよ

また何か問題が起こるかも

しれないからな

わかったな

 

そういうと迂達赤に

さあ兵舎へもどるぞと声をかける

 

 

禁軍にも

明日からの王宮のことを頼むと

声をかけると

 

 

全員を連れ立って帰り始めた

 

 

 

ところでテジャンと医仙様は

どのくらい見つめ合っていたか

 

 

その賭けに勝ったのは…

なんとトクマンだった

 

答えは

 

宴中ずっと…

 

飲まず食わず

 

ずっと…

 

トクマンがなぜ分かったかというと

 

それは

 

実はウンスのことが大好きで

いつも見ていたから

その性格を知り抜いていた…

 

それに尽きる

 

ということで明日の先鋒は

トクマン以下…となった

 

チュンソクは兵舎に着くと

明日朝から

作戦会議ゆえ

 

今日は身の回りの準備をしたら

すぐに就寝するように

 

何かあればトルベに言え

 

わかったな

 

そういうと

 

足早にまた典医寺へと戻っていた

 

何しろ…

 

どんな問題がおきるかわからぬ

二人だから

側に仕えていないと

困るのだ…

 

あぁ…俺はどうして

このような役回り…

 

そう思いながらも

 

ずっとお仕えしたいと

思っている二人の初夜の側に

立ち会える…

 

そのことだけでチュンソクは

わくわくするというか

力がみなぎってくるのであった

 

 

image

今晩 私の部屋でそれをいうわ

チュンソクさんに邪魔されないようにしないとね

 

 

明日はドイツの空から?

<時間は時差で日本時間未明予定>

 

番外編2(仮題)

ヨンとウンスの初夜(または夜)

 

*アメ限かそうではないかは

機内で決めます^^;

 

ではよい夢を!

 

 

 

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2 Comments

yukiukiyon  

2. Re:無題

>みぃたさん

こんばんわ?
そちら深夜ですね
こちら17時です

機内wifiがなくて(ありえん)
つなげませんでした

番外編読んでくれてありがとう!
なんだかかなり軽い感じで
かいたので
どうなのだろうか…

宴っぽい雰囲気というより
ただの語りだった気も(^_^;)

先ほど(深夜アップですみません)
と明日アップの2話は

ヨンとウンスの
あふれ出る想い
ついに
クライマックス…
集大成?

戦に出る前の
新婚初夜…なのだけど
ほんの数時間しか
一緒にいられない

幸せなのだけど
この先を考えると悲しくもある

そんなこれからの物語を
予感させる(?)
させてないかも(T-T)

終わり方になってます

あぁ…なぜ二人には
ほのぼのとした時間がないのか…

ちなみにアメ限ではありませんw

ぜひお楽しみに…

2016/02/29 (Mon) 01:23 | EDIT | REPLY |   

みぃた  

1. 無題

こんな時間になってしまいました(>_<)

なんか幸せなというかほのぼのしながら読みました。途中何度もクスクスニヤニヤしてたらボンに笑われましたww

今回はウダルチがたくさん出てきてかなり
賑やかでしたね♪
王様はヤる気マンマンだし笑
チャン先生はやはり気がきく⁇でもちょっとした仕返しのような可愛さ⁇ww

チュンソクさんのワクワクが伝わってきて私もワクワク♪

続・お待ちしてます♪

2016/02/28 (Sun) 21:36 | EDIT | REPLY |   

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