No Life No Lee Min Ho イ・ミンホ

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あふれ出る想い5 ーチェ・ヨンの葛藤ー

叔母上 いかがされたのか?

 

とチェ・ヨン

 

今 医仙と一緒に来たのだ 

私は

 

はあ…

 

で 医仙はお前が王妃様と楽しそうに

手を握り合うところを見て…

 

それで典医寺に走って戻ってしまったと

 

そういうことだ

 

 

はあ…

 

それで?

 

 

お前…はあそれでじゃないだろう?

 

思わずチェ尚宮は ヨンの頭を小突いた

 

何をするのだという顔で

チェ尚宮を見るテジャン

 

他の者のこととなればすべて

お見通しであるのに

 

自分のことは本当に分からない

阿呆なのだなまったく…

 

私が一々説明せねばならぬのか

 

 

王妃が慌てて口を挟む

 

 

もしや…医仙は私とテジャンが

手を握り合っているのを見て

 

どうして医仙とテジャンだけの

手を握り合う姿がそこにあるのか...

 

そう思われたのではないか?

 

それも楽しそうに…

 

 

チェ尚宮が留めの言葉を刺す

 

要は 大いに勘違いされたと...

そういうことだな

 

勘違い…

 

その言葉に

チェ・ヨンは瞬時に冷や汗をたらし

 

自分の勘違いが先ほどどのような

ひどい状況を引き起こしたのかを

すぐさま思い出した

 

ああ... あれは

 

本当に心が折れそうで

悔しくて

辛くて

悲しくて

 

まったく生きた心地がしなかった

 

こういうことは重なってしまう

ものなのか…

 

俺が二回も勘違いし

今度はウンスが…

 

しかし…

 

俺たちは先ほど二人の愛を誓い合い

確かめ合ったばかりではないか

 

信頼してさえいれば疑うなどあり得ぬ

 

それに

今 俺は典医寺に行きウンスに

説明している時間がない

 

どうしても宴までにやらねばならぬ

ことが山ほどあるのだ

 

 

俺は…信じているぞ

 

ウンス…

 

イムジャのことを

 

 

こんな光景を見たくらいで

俺の心がどうとか

ウンスをそのくらいにしか

思っていないなどと

イムジャが決して思わないことを

 

そうチェ・ヨンは思い

 

典医寺には先ほど目で俺と

契りを交わしたチャン・ビンもいる

いくらあれほど俺のウンスを

好いていると言えど

やつにも自制心というものはあるだろう?

やつには誠に申し訳ないが...

 

あぁ...もし俺がチャン侍医の立場だったら

どうだろうか...

 

あいつの胸に

まさか前のようにウンスが飛び込む

とは思えぬが…

もし男としてではなく父親の

ように想い衝動的になられたら...

 

チェ・ヨンは今ほどウンスの天真爛漫な

性格を恨めしく思ったことがなかった

 

 胸騒ぎがする...

 

いや

 

俺はウンスを信じると決めたのだ

疑ってなどならない

 

そうチェ・ヨンは

頭をぶるぶるっと降り

 

つい先ほど見たチャン・ビンとウンスが

抱き合う姿を打ち消しながら

 

 

そんなことは絶対にない

 

絶対に…

 

と呟き 王妃と手の握り方の練習を続けた

 

王妃が言う

 

テジャン

 

何か考えていることが

あるのだろう?

 

 

は?

 

 

分かっておるぞ

テジャンも策士だが 私も元でいろんな

政争を見てきたからな

 

間を少し空けると王妃は

 

今夜の宴でウンスと祝言まで挙げてしまおう

そう思っているのだろう?

  

チェ・ヨンはウンスのことを想い下を

向いていた顔を思わず上げ

王妃の瞳を見つめた

 

そうなのだろう?

チェ・ヨン

 

王妃がその思惑を探るような目で

ヨンの瞳をじっと見つめながら話す

 

なぜそれがお分かりに…

 

驚きを隠せずチェ・ヨンが聞く

 

私は政略によるいろんな縁談を見てきた

 

それには時期がとても重要

ということもよく分かっている

 

それを逸するとうまくいくものも

いかぬのだ

 

だからこの宴を利用し一気に祝言まで

持って行ってしまおうとしているのだろう?

 

王妃様…膝を屈め頭を垂れる

チェ・ヨン

 

そして再び顔を上げると

王妃の瞳の奥に矢を射るように

じっと見つめ

 

王妃もまたチェ・ヨンの真意を計るように

その黒く深い偽りのない瞳を見つめた

 

 

回廊を歩く王の列

 

ふと中庭を見ると

 

テジャンと王妃が何かの想いを抱きながら

見つめ合っている

 

その様子に目を留めた王は

後ろに立つチュンソクに

 

あれはなんだ

 

と思わず問いかけた

 

チュンソクも何が何やら分からず

 

テ テジャンは…先ほどまで

医仙様とおられたはずですが…

 

としか答えられなかった

 

二人をじっと見つめる王

 

王妃はあのような眼差しを

テジャンに送るのか

そしてテジャンは一体なんなのだ

 

どうして私の…

私の王妃にあのような潤んだ

視線を投げかけているのだ

 

そう思い 呆然と立ち尽くす王

そこには今までみたことのない

明らかに嫉妬にまみれた顔があった

 

側にいたチュンソクは初めて

王の心の内を知り

なぜこうまでに王妃を拒絶せねば

ならぬのか不思議に思っていた

 

 

チェ尚宮が王に気づき

慌ててチェ・ヨンと王妃に声をかけ

皆で王に会釈する

 

王は怒りを露わにした様子で

その会釈を明からさまに無視して

宣仁殿へと足早に去って行ってしまった

 

 

 

静まり帰った典医寺

 

そこに荒々しい物音を立てながら

瞳に涙を浮かべ頭をくしゃくしゃにした

戻ってきたウンス

 

チャン・ビンとちょうど廊下で出くわし

 

チェ・ヨンから

他の男には絶対に触れるなときつく

言われていたことなどすっかり忘れ

 

まるでアッパの胸に飛び込むように

何も考えずにチャン・ビンの胸に

飛び込んだ

 

い い 医仙…

 

考えられぬ行動に驚き焦るチャン・ビン

 

その胸に 体に 脳裏には

 

王妃の部屋できつく抱きしめた医仙の

感覚がまだ鮮明に残っており

 

それをまさかまた再び感じられるとは

思っていなかったから…

 

躊躇なく自分の胸に飛び込んできた医仙を

 

思わず受け止め 

柔らかく抱きしめ…

背中をさする

 

心を少し落ち着かせてから

 

医仙…一体どうされたのです

 

そう優しい目で医仙を見つめ

温かいゆっくりとした声でささやく

チャン・ビン

 

さきほどチェ・ヨンと医仙を護る

などと俺はぬかしたが

 

ああ 俺もやはり男だ

まだ…やはり…諦められぬ…

 

そう思う心と

 

俺は ここまでだ 慰めるまでだ

 

そう昔に思っていた心も同時に沸き起こり

 

胸がどうにも苦しく

 

ウンスを身から離すべきと分かっていたが

どうすることもできないまま

優しく抱いていた

 

 

宴の準備に王妃の警護に向かおうとしていた

トルベとトクマン

 

薬草園から抱き合う二人...

 

い...いや  テジャンでなく

チャン侍医と抱き合う二人の光景に

思わず目を疑った

 

な…な…なんなんだあれは!

 

思わず声に出すトクマン

その口を押さえるようにトルベが

しっ!静かに…という

 

あれは…まずいな

 

チャン侍医 目が真剣じゃないか

今にも口づけしそうな目をして

 

お前ここで見張っていろ

と慌ててトクマンに言い

 

早くテジャンに伝えねばと

 

王妃のところにいるはずの

テジャンの元へと走った

 

王妃とテジャンとチェ尚宮が

立ち尽くしていたところに

 

トクマンが息を切らし現れ

 

なにやらテジャンに耳打ちする

 

すぐさま顔面蒼白になり脂汗を滲ませる

チェ・ヨン

 

な…なぜ

ウンスとチャン・ビンが…

 

信じていたのに…

 

愕然とし膝をつくチェ・ヨン

 

しかし少しして立ち上がると

王妃の方を向き

 

ちと いろいろとややこしくなって

参りました

 

とにかく私は王様の誤解を解き

 

必ず王妃様と手を握りながら

お二人を心の氷を溶かすよう

手を握って宴にお出ましいただけるよう

必ず 

絶対に そうしてみせますから…

 

王妃様と叔母上は

俺とウンスの祝言の支度を

してはくれまいか

 

苦しげな上ずった声で そう言った

 

チェ尚宮は

 

可愛い甥子ヨン

由緒ある崔家の嫡男 チェ・ヨンの祝言など

こんなに短時間で用意などできぬ

と言ったが

 

チェ・ヨンは頑なに受け入れぬ

 

だめだ 

これだけは戦に行く前にしておかねば

 

他のどの男をも近づかせないようにせねば

 

そう言いながらも今 抱き合っている

というチャン・ビンとウンスを想い浮かべ

 

いや 何かの間違いだ

 

俺は ウンスを信じると決めたのだ

 

ウンスも必ず俺を信じてくれるはず

 

と独りごちると

心に決めた

 

まずは王妃様と王様だ

お二方の仲を心の通りにせねば

戦にも出れぬ

好機は今晩の宴しかない

 

だから俺は 典医侍には行かぬ

ウンスが自ら俺のことを信じるまで

信じていると言ってくれるまで

俺は説明など絶対にせぬ

 

頑過ぎるとも思ったがそれ以上に

 

ウンスの心を信じたい

俺とウンスの心

それ程までに固く結ばれてなくば

この高麗では二人生きてゆけぬ

 

そうした気持ちの方が勝っていた

 

チャン・ビンとそのようなこと

になっていようと

俺は 俺は…ウンスの心を信じる

 

苦し紛れの表情でそれだけ言うと

 

チェ尚宮に

 

仮祝言であるから特に用意などいらぬ

戦から帰ってから改めてやるうえ…

契りの交わしさえできればいいのだ

 

と言い

 

王妃と目をしかと合わせると

王のいる宣仁殿へと向かっていた

 

テジャンは特に指示も出さずに去ってしまい

 

トルベは

 

テジャンについていくべきか

典医侍へいくべきか

 

その二択に迷ったが

 

テジャンの手の震えを見 

テジャンの心を考え

 

トクマンが見張っているはずの

典医寺へと急ぎ戻って行った

 

image

ウンス 俺は…俺は…

イムジャを信じている

何があっても

俺のことを信じてくれると

 

 

 

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8 Comments

yukiukiyon  

8. Re:あわあわ

>みぃたさん

ぼんちゃん寝たのね♡
次はチャン侍医押しみぃたさんの
うっとり←しなかったらゴメン(・_・;
を思い浮かべながら書きました

私も家事終わりましてw
今次の次
書き始めたよ~~ん♡

これどうなるんだろっ
ゼロベース(・_・;

2016/02/16 (Tue) 23:00 | EDIT | REPLY |   

みぃた  

7. あわあわ

やっと私の時間になりました♪

いやぁ、誤解祭りですなー(>_<)
ウンスヤー(/∀\*)なんて小悪魔ちゃんなのだ!でもそこは信じてほしい…

チャン先生どぉすんだろ…

NEXT‼︎すぐ読みます(*>∀<*)ゞ

2016/02/16 (Tue) 22:56 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

6. Re:こんにちは

>ぽんたさん

それね!
私アホだからほんと覚えられなくて
(パソの登録しないのか?)
過去話にも間違い多数ですw

いつも分かんなくなっちゃって
私のバイブルソンジナ先生の本を
参考書にみるんだけど
医と侍が逆になるの~
これで2回目ですね。みつけてもらうの
これからも校正お願いしま~す(^_^;)
本当にありがとう♪
間違い探し大会したらすごいですよ。まったく。

チャン先生 うぐぐぐ ウンスの感触再びここに
しかも今日2回目

トクマンが見張っているのでトラブル拡大間違いなし

王様は…

やはり最初に書いていた宴は翌日
(途中つじつまあわず今晩に変更)
にしておけばよかった

今から直してもいい?
いや…むりですよね

では、次回短い時間の中でがんばる
ヨンをご堪能ください
ヨンまでいかなかったら
2話頑張る
(その前にウンスとトクマンとチャン先生と王様と王妃様とチェ尚宮の会話を処理せねば?)ムリだこれw

2016/02/16 (Tue) 12:58 | EDIT | REPLY |   

ぽんた  

5. こんにちは

みんなが誤解しまくりですね∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
せっかくチャン侍医の懸想も進化して浄化しようとしてたのに…(笑)
ウンス…大きく引き戻しちゃったね。
侍医を見つめるトギやウンスと侍医のハグを目撃したウダルチたちの動きも気になるなぁ~( ´艸`)
このまま宴って…ヨン…大丈夫なのかな~?
王様…味方になってくれないかもヨン?

ピンポンパンポ~ン♪お知らせです。
yukiukiyonさん…典医寺が典医侍になっておりまするm(u_u)m

2016/02/16 (Tue) 12:51 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

4. Re:うぅ・・

>ao2772さん

私の半強制コメwにもめげず
入れてくれてありがとう~(T-T)

私のコメは始まったとき(特にとめられぬに入って
物語化してから)

バッドなタイミング

というキーワードが皆さんのコメに連発♪
大体ここでバッドなタイミングくるでしょ?
って近々分かるようになってしまうかも(^_^;)

意外性もないとだからがんばろうw

そしてSな読者の皆様も割と多いことを
把握してますよ♪

ヨンはここはじっと我慢(夜も?w)の子

チャン侍医はもともとウンスを慰め
温めてあげる役回りは
ヨンから許可をもらっている
(あ、そこ書き飛ばした(^_^;))設定のはずなので
これくらいはね…

ウンスいいな~(涎でてますおばさん)

ほんともう1人いたらいいのにね…

ではでは次話もよろしくお願いしま~す♪

2016/02/16 (Tue) 12:32 | EDIT | REPLY |   

ao2772  

3. うぅ・・

王様まで目撃!!とは(→o←)ゞ
ナイスないやいやBADなタイミングですなぁ・・

こじれればこじれる程ドキドキしてしまうSな私ですが・・ヨン!頑張って!愛するウンスの為に(^▽^;)

チャン侍医役得なのか不憫なのか
少しでもウンスのぬくもりを感じて欲しい。あぁウンスがもう一人いたらいいのに・・


2016/02/16 (Tue) 12:20 | EDIT | REPLY |   

yukiukiyon  

2. Re:無題

>marumomoさん

早速のコメ返ありがとうございます♪
そう…そうなのです…

しかしヨンは決めました
今までならすぐいってなんとかするけど
それよりも自分の最大ミッションあるし

何より
ウンスが自分を信じてくれるまで
自ら分かるまで

待つ
待つ
そして
待つ

ヨンも少し成長して
策士の自分を取り戻しつつある??w

あ~ずっと待たせたいのに
夜の…あ…やばい 今思いついてしまったw

では今日2本くらいいくかも♪
お楽しみに~

2016/02/16 (Tue) 11:23 | EDIT | REPLY |   

marumomo  

1. 無題

あちらもこちらも誤解だらけで大変な状況ですね~

チェヨンのはーっと大きな溜め息が聞こえてきそうです(・_・;

運命の女神さまは、ちよっと意地悪ですね
でも、これを乗り越えて、愛を深めて❤️

誰かーチェヨンの力になって~

どうなる、宴の席は・・
気になる(°_°) 嵐の予感^_^;

2016/02/16 (Tue) 11:17 | EDIT | REPLY |   

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